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議会だより No.184(4)

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北海道浦臼町

■総務産業常任委員会報告
調査日:8月8日

◆『浦臼ライスターミナル設備の検証と今後について』
浦臼ライスターミナルは平成12年度に供用が開始され、23年が経過している。これまで施設能力を活かした均質化ブレンドにより高品位良質米の出荷を行ってきた。
その結果、良質米産地としての評価を高め、産地指定率が年々増加し、早期契約の割合が80%を超える状況となっている。
稼働状況においては、収穫時期の集中により受入れが混雑している状況にある。特に半乾籾については、規模拡大などにより集荷希望が年々増加しており、施設処理能力を大幅に超えた荷受数量となり、長時間の荷受け待ちが発生している。
施設の状況としては、供用開始から23年が経過し、設備の更新、修繕などの費用が増加している。直近4か年では、2億6千万円以上の設備投資がされており、さらに今後は大幅な施設改修が検討されている。荷受ラインの強化や仮置き倉庫の建設、乾燥機やサイロの増設、製造ラインの強化、多目的倉庫や籾殻庫の増設など、多額の資金が必要とされる状況にある。

○調査結果
・今日、ピンネ米が実需より高評価を受けているのは、生産者、農協が一体となり取り組んだ結果であり、大いに評価できるものである。
・施設の運営にあたり人員の適正配置に努めていただくとともに、事故防止対策も徹底していただきたい。
・今後の大規模設備投資を検討するにあたり、その目標、時期、指針などを示すべきと考える。また資金面では、多方面から検討されると思うが、生産者の利用料に反映されない努力を求める。

■寄付行為について
議会議員は、選挙区内で金銭や品物を贈ることは特定の場合を除いて法律で禁止されています。
また、有権者が求めてもいけません。
ご理解とご協力をお願いいたします。

■審議された事件と結果
《条例等の審議と結果》
・土地改良事業の計画の概要について -可決-
・土地改良事業に関する事務の委託について -可決-
・北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について -可決-
・指定管理者の指定について(浦臼町多世代交流施設 えみる) -可決-

○令和4年度浦臼町各会計歳入歳出決算の認定について
一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、下水道事業剰余金の処分及び決算の認定について決算審査特別委員会を設置し、審査します。
・決算審査特別委員会
委員長 野崎 敬恭
副委員長 砂場 明

○教育委員会委員の任命の同意を求めることについて
任期満了により、次の者を選任することに同意しました。
・島 智寛氏

◆工事請負契約の締結について
○令和5年度支浦臼内川護岸改修工事
契約方法:指名競争入札(最低制限価格適用)
契約金額:7,040万円(うち消費税額640万円)
契約の相手方:北伸建設工業株式会社 代表取締役 増田 拓也

◆報告事項
○専決処分した事件の承認について
固定資産評価審査委員会委員の選任
前委員の辞職に伴い、新たな委員1名を選任したことについて承認しました。
・森川 勇樹氏

○令和4年度決算に基づく健全化判断比率の報告について
令和4年度決算に基づく普通会計財政健全化判断比率及び下水道事業会計資金不足比率について報告されました。

普通会計財政健全化判断比率

下水道事業特別会計資金不足比率

※「-」は、実質収支、連結実質収支が黒字の場合に表示されます。

■請願書・意見書
《請願書》
○肥料、燃油などの生産資材高騰対策の強化を求める意見書の請願書(請願受付第1号) -採択-
請願者:浦臼町農民協議会 委員長 前田 浩実
紹介議員:静川 広巳

《意見書》
原案のとおり可決し、関係各省庁に提出しました。

○肥料、燃油などの生産資材高騰対策の強化を求める意見書
提出先:内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、農林水産大臣、衆議院議長、参議院議長

○ゼロカーボン北海道の実現に資する森林・林業・木材産業施策の充実・強化を求める意見書
提出先:内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣、衆議院議長、参議院議長

○国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書
提出先:内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、国土強靱化担当大臣、衆議院議長、参議院議長

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