文字サイズ
自治体の皆さまへ

介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果報告 (1)

7/24

北海道浦臼町

令和4年10月から11月にかけて空知中部広域連合と合同で行った「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」にご協力いただき、ありがとうございました。同時に実施した浦臼町独自調査の結果を今月から3回に分けてお知らせいたします。

◆1.アンケート概要
対象者:町内にお住まいの令和4年9月末日時点で65歳以上の方(要介護1~5の方は除く)
調査方法:郵送による
配布数:627人(前回:令和2年度~644人)
回収数:372人[男性177人(47.6%)女性195人(52.4%)](前回~439人)
回収率:59.33%(前回~68.17%)

◆2.アンケート回答の結果
問1 生活の困りごとについて(5つまで選択)

(1)現在の困りごと(図1)
・主だった回答をパーセント化しグラフに示しました。これまでの調査時と同様、困りごととして多い内容はあまり変わっていませんが、「ない」と回答された割合が増加し、「自分の健康」「家族の健康」の割合が減少しています。
・「除雪」の割合が、前回よりも10%程増加しています。また、その年の降雪量にもよりますが、自宅敷地の除雪や屋根雪下ろしへの相談は例年多い状況となっています。
・「家屋・車庫・納屋などの建物の後始末」は前回調査より項目に追加しています。前回、今回とも困りごとの割合として高くなっています。
・「外出時の移動手段」に関しては、前回よりも低い結果となっています。
・男性では「家屋・車庫・納屋などの建物の後始末」が困りごととして多く回答されています。女性では「外出時の移動手段」を困りごととして回答されています。
・70歳代では「健康問題」「除雪」「経済的問題」の順、80歳代は「健康問題」「除雪」「家屋・車庫・納屋など建物の後始末」の順でした。

(2)今後の困りごと(図2)
・今後生活をしていく中で不安に思うことはグラフのとおり、自分や家族の健康に不安を感じている方が多くなっています。特に今後の自分の健康について不安に感じている方が半数以上(61.0%)います。前回調査時は女性の方が男性よりも不安に感じている割合が高くなっていましたが、今回は男性の割合の方が高くなっていました。女性は「ない」と回答された方が増加しています。
・今回は今後の「除雪」への不安が、前回よりも9%程増加しています。
・「家屋・車庫・納屋などの建物の後始末」への不安は、前回調査同様に高い割合となっています。70歳代以降で高い割合となっています。
・現在困っている事では割合が低かった「外出時の移動手段」が5位までに入っており、年代では70歳代、男女では女性が多い結果となっています。
・「緊急時の対応」も困りごととして多くなっています(13.7%)。

(3)支援が必要となった時にどうしたいか

・今回の調査では「自宅でサービスを利用して生活をしたい」が最も多く、前回調査時よりも6%程増加しています。
・「自宅でサービスを利用して生活をしたい」「自宅で家族だけにみてもらいたい」「浦臼町内の施設に入りたい」を合わせると82.3%を占めており、浦臼町内での生活を望まれている割合が高い結果となっています。前回調査時(80.9%)よりも増加しています。
・3位は性差があり、男性では「浦臼町外の施設に入所したい」、女性では「町外の子どもと同居するか近くに引っ越ししたい」となっています。

(4)自宅で生活していく中で有料であっても利用してみたい、ボランティアやサービスについての自由記載
・「除雪」「草取り」「車での移動時支援(通院や外出時の送迎)」「配食サービス」「買い物代行」等の回答がありました。

■浦臼町の介護保険制度以外の高齢者等支援サービスのご紹介
(1)除雪費用助成
家屋や敷地の除排雪に要した費用の助成を行います。除雪費用の2分の1を助成(5万円限度)
対象:70歳以上のみの世帯など
(2)緊急通報装置の設置
ボタンを押すと消防につながる装置を固定電話に接続し、急病等の緊急時にそなえます。
対象:ひとり暮らし高齢者、高齢夫婦世帯、障がい者や持病で機敏に行動することが難しい方

お問い合わせ:浦臼町地域包括支援センター(福祉課介護福祉係)
【電話】68-2288

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU