夏本番を迎えました。汗をかいた後の冷たい炭酸飲料、甘いコーヒー、アイス、仕事終わりの焼肉、アルコール。美味しいものがたくさんあります。気が付いたら飲み過ぎ、食べ過ぎということも多いのではないでしょうか。浦臼町では、特定健診を受けた方のうち、約4割の方が「脂質異常症」の治療を行っています。
「脂質異常症」は食べ過ぎや過度な飲酒などが原因である生活習慣病のひとつです。治療をしている方もしていない方も、生活習慣の改善により発症や重症化を予防することができます。
■~脂質異常症を予防するための食事のポイント~
・よく噛んで腹八分目を心がけることで、食べ過ぎを予防
・チョコレートなどの甘い物、脂肪分を多く含むスナック菓子やアイスを控える
・アルコールは適量を守る
・脂肪の摂り方をひと工夫する
(例)
・バターを植物油(サラダ油やオリーブオイル)に代える
・肉の脂身は切り落とす、豚バラ肉はモモ肉に代える
・鶏モモ肉は皮なしのムネ肉に代える
・調理法は油で揚げるよりも焼く、茹でる、蒸す、レンジで加熱する
・焼肉は鉄板ではなく網焼きにして余分な脂を落とす
今回は、暑い夏にピッタリ、レンジで簡単にできる『蒸し鶏のネギソースかけ』を紹介します。
■蒸し鶏(2~3人前)
材料:皮をはずした鶏ムネ肉1枚(200g)、塩小さじ1/2、酒大さじ2、水大さじ2
作り方:鶏ムネ肉に塩をすり込み耐熱容器に入れ、酒、水を振りかけ、軽くラップをして600wのレンジで2分加熱。新しいラップに付け替え、そのまま余熱で30分蒸してから細く裂く。
※鶏ムネ肉の代わりにしゃぶしゃぶ用の豚肉でも美味しいです。(余熱で蒸す必要はありません)
■ネギソース
材料:ネギ1/2本、a(酒大さじ1、醤油大さじ1、ゴマ油大さじ1、酢大さじ1、砂糖小さじ1/2)
作り方:aを容器に入れてよく混ぜ、みじん切りのネギを加える。蒸し鶏にネギソースをかける。
※トマト、きゅうり、大葉、大根おろしなどを添えると彩りも良くなります。
◇ネギソースの活用方法
・大皿にキャベツ、レタス、ピーマン等のお好みの野菜にシイタケ、ワカメ、しらすをのせラップをし てレンジで3分加熱したものにかける。
・トマトのへたをくりぬき深く十字に切れ目を入れ、耐熱容器に入れラップをしてレンジで2分加熱し たものにかける。
・冷奴にも合います。
・ネギソースに梅干しやタカノツメ、大葉を入れて味を変えても美味しいです。
暑い夏を乗り切るためには、『しっかり食べること』が大切です。普段の食事にちょっとした工夫をすることで、脂質を抑えることができます。ぜひ試してみてください。
お問い合わせ:福祉課保健指導係(保健センター)
【電話】69-2100
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