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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊 活動報告 第2号

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北海道浦臼町

町民の皆様こんにちは、地域おこし協力隊の荒尾です。
今年7月に地域おこし協力隊として着任してから、あっという間に3カ月が過ぎました。
夏季シーズンはイベントラッシュで、「第13回うらうす夏の味覚まつり」「親子盆踊り」「第6回うらうす友だちマラニック」「第9回北の龍馬まつり」「晩生内まつり」「さっぽろオータムフェスト2024」など、浦臼町で長年続けられているイベントのお手伝いをさせていただき、町民の皆様と交流させていただく機会をたくさん頂戴し、思いのほか早く浦臼町に馴染むことができて感謝いたします。
私の浦臼町でのミッションは、観光資源を調査し、観光活用する道を探り、実際にデスティネーション(観光目的地)として訪れたい場所にすることですが、その中でも石狩川が氾濫を繰り返すことにより形成された三日月湖(ピラ沼・トイ沼・浦臼沼・新沼・月沼・ウツギ沼・三軒屋沼など)は、ここ浦臼町が国内で最も集積する地域であることや、見渡す限り広がる美しい田園風景はとても注目度の高い観光コンテンツです。
そこで、町内で栽培されているぼたんそばを手打ちして食べる文化と、浦臼町開拓の歴史を示すスポットと三日月湖をマウンテンバイクで巡るアクティビティを行うことで、高付加価値のアドベンチャーツーリズムとして販売する可能性を探るためのモニターツアーを9月4日に行い、札幌市立大学の西川忠教授ゼミ所属の学部生や院生、町民など計8名がご参加くださり、このツアーに対する評価を調査させていただきました。
浦臼町の一番美しい季節、稲穂が黄金色に実る田園風景の中をマウンテンバイクで約24km走り、浦臼町の歴史と魅力をガイドさせていただきましたが、町の自然・歴史・文化を知ることは、この町に生きるレガシー(誇り)を醸成することに繋がり、この場所に住み、この場所を守り、この場所で生活していくことへの意識を醸成し、「住んでよし、訪れてよし」のデスティネーション実現への最大の近道となります。
今回のモニターツアー開催にあたり、たくさんの町民の方々にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
調査させていただいた評価を参考にしつつ、季節の繁閑差を緩和させる観光コンテンツの発掘に向けてさらに調査を進め、浦臼町の魅力をたくさん発信し続けていきたいと思いますので、今後ともご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊 荒尾さおり

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