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新刊図書案内

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北海道浦臼町

いよいよ秋本番、実りの季節ですね。お米、キノコ、新そば、美味しい食べ物が勢ぞろい!収穫祭ハロウィン(10/31)の行事も日本でも馴染みになりました。食欲の秋と共に、本も充実しており図書室利用のチャンスです!また、郷土史料館に行けば貴重な文献もあります。
浦臼町はアイヌ文化との関わりが深く「チャシの里」も50号が発行されました。ウポポイ建設など、アイヌの歴史や生活が再び注目されています。しかし、新刊図書の「アイヌがまなざす痛みの声を聴くとき」では、アイヌに対する差別が未だに続いていると書かれており、改めて平等な社会が実現すればと思うばかりです。今月も図書室のご利用を心からお待ち申し上げます。

■一般書 10冊

■ア・ラ・カ・ル・ト 6冊

○『アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき』
石原真衣 他/著
未だに続く不正義と差別に対し、アイヌの声を奪い、語りを占有し続ける、日本人のあり方を問う。

○『クスノキの女神』
東野 圭吾/著
女子高生が神社に詩集を置くに基づき、不思議なクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。

○『猫と罰』
宇津木 健太郎/著
「猫に九生あり」とかつて漱石と暮らした黒猫…最後の命を授かった猫が文豪の家に舞い込み、創作の業と絡み合う、日本ファンタジー。

○『まいまいつぶろ御庭番耳目抄』
村木 嵐/著
徳川吉宗、家重に仕えた御庭番の青名半四郎は、江戸城の奥で何を見、聞いたのか?

読書週間:10月27日~11月9日
次回は児童書を中心にご紹介します!

開館時間:8時30分〜17時
休館日:土曜・日曜・祝日

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