■第3回浦臼町議会定例会〔9月12日開催〕
◆専決処分した事件の承認されたもの
○令和6年度浦臼町一般会計補正予算(第4号)
◆条例等の審議と結果
○北海道後期高齢者医療広域連合規約の変更について -可決-
○固定資産評価審査委員会委員の選任の同意を求めることについて
任期満了により、次の者を選任することに同意しました。
・向井 一成氏
◆報告事項
○令和5年度決算に基づく健全化判断比率の報告について
令和5年度決算に基づく普通会計財政健全化判断比率及び下水道事業会計資金不足比率について報告されました。
普通会計財政健全化判断比率
※「-」は、実質収支、連結実質収支が黒字の場合に表示されます。
下水道事業特別会計資金不足比率
■健全化判断比率・資金不足比率について
「健全化判断比率」とは地方公共団体の財政状況を客観的に表し、財政の健全化や再生の必要性を判断するための指標です。また、「資金不足比率」は公立病院や下水道など、公営企業の資金不足の程度を示す指標で、これらは法律により、毎年度、監査委員の審査に付したうえで議会に報告し、公表することが定められています。
また、4つの指標のうち1つでも「早期健全化基準」を超えた場合は要注意段階と見なされ、財政再建に取り組むための「早期健全化計画」を策定し国に報告しなければならないほか、地方債の発行に制限がかかる、国の許可が必要になるといったペナルティがあります。
■各指標について
(1)実質赤字比率
福祉、教育、まちづくり等を行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものです。
(2)連結実質赤字比率
地方公共団体のすべての会計を合算して赤字を指標化し、地方公共団体全体の財政運営の深刻度を示すものです。
(3)実質公債費比率
借入金の返済額及びこれに準じる額の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものです。
(4)将来負担比率
地方公共団体の一般会計の借入金や将来支払っていく可能性のある負担等の残高を指標化し、将来財政を圧迫する可能性の高さを示すものです。
(5)資金不足比率
公営企業の資金不足を、公営企業の事業規模である料金収入の規模と比較して指標化し、経営状況の深刻度を示すものです。
■請願書・意見書
○請願書
・改正食料・農業・農村基本法の実効性確保等に関する意見書の請願(請願第1号) -採択-
請願者:浦臼町農民協議会 委員長 前田 浩実
紹介議員:静川 広巳
○意見書
原案のとおり可決し、関係各省庁に提出しました。
・改正食料・農業・農村基本法の実効性確保等に関する意見書
・国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書
■令和6年度予算の補正されたもの
■寄付行為について
議会議員は、選挙区内で金銭や品物を贈ることは特定の場合を除いて法律で禁止されています。
また、有権者が求めてもいけません。
ご理解とご協力をお願いいたします。
■議会を傍聴してみませんか?
・町議会の定例会は年4回(3月、6月、9月、12月)開きます。町議会の臨時会は、必要に応じて随時開きます。
・難しい手続は不要!役場3階の傍聴席で受付票に記入するだけです。
また、役場1階・2階の大型モニターで傍聴することもできます。
9月に開催された第3回定例会では6名の方が傍聴されました。
ありがとうございました
■議会の流れ
○議会運営委員会
9月5日
・令和6年第3回定例会の運営について
○全員協議会
7月26日
・浦臼町立診療所の建替工事について
・トレシップタウシナイ川河床整備工事の実施について
・自治体の持続可能性に関する分析結果について
9月12日
・令和6年第3回定例会について
・トレシップタウシナイ川河床整備工事に伴う弁護士費用について
・農産物加工研究センターにおける灯油漏れ事故の報告について
○議員懇談会
9月12日
・札幌市立大学共同研究事業の報告について
○議会広報特別委員会
10月16日
・議会だより第188号の編集
■議会で参加した研修会・交流会
○議会広報研修会(8月20日 札幌市)
講演:読者に読まれる議会報の企画と編集
議会広報クリニック
講師:(一社)自治体広報広聴研究所
代表理事・広報アドバイザー 金井 茂樹氏
○中空知ふるさと市町村圏議員交流会(10月17日 芦別市)
講演:議会と住民(市民…citizen)と議員とのありかたを考える
講師:法政大学法学部教授 土山 希美枝氏
■編集後記
令和の米騒動と騒がれてスーパーの棚からは米が消え、たとえ買えたとしても購入制限されて一袋、二袋まで等、想定しなかった事が起こっていました。今は新米が流通し落ち着いているようです。今年の作柄は質・量共に平年並かそれ以上で、さらに販売価格が高騰し私たち農業者にとってはうれしい出来秋となりました。しかし、消費者にとって米価の高騰は悩ましい事なのだと思います。いずれにせよ安定して販売、購入出来る環境が望ましいことなのでしょう。
日ハムはCS最終戦で惜しくも敗退しましたが、海外では大谷選手がポストシーズンで活躍されています。野球ファンにとってはもう少し野球を楽しめそうです。
(髙田)
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