新年度を迎え、春の日差しが入る季節となりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか?図書室では、昨年度243冊の新刊入荷があり、新刊に関してはとても充実しております。
さて、令和6年4月の新刊案内は、第170回芥川賞・直木賞受賞作品、ノミネート作品と文学書、暮らしの本をご紹介します。多くのみなさんのご利用をお待ちしています。
■文学書 12冊
○第170回芥川賞
受賞作品『東京都同情塔』
九段 理江
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。
○第170回直木賞
受賞作品『ともぐい』
河﨑 秋子
明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。人間と獣たちの業と悲哀の物語。
○第170回直木賞
受賞作品『八月の御所グラウンド』
万城目学
高校駅伝にピンチランナーとして挑む、方向音痴な高校生と借金のカタに早朝のグラウンドで大会に参加する羽目になった大学生とが出会う青春小説。
■暮らしの本 7冊
次回は児童書を中心にご紹介します!
開館時間:8時30分〜17時
4月の休館日:土曜・日曜・祝日
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