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健康最前線

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北海道清水町

『みんなで⽜乳を飲もう!』
〜6⽉は⽜乳⽉間〜

■牛乳コップ1杯(200ml)の栄養価
エネルギー134キロカロリー
たくさんの栄養素がバランスよく含まれています!
・カルシウム 220mg 骨や歯をつくる
・ビタミンA 76マイクログラム 目や皮膚の健康を保つ
・ビタミンB2 0.3mg 体全体の成長を促進する
・たんぱく質 6.6g 血や肉となる
・炭水化物9.6g 脂質7.6g エネルギーになる

■記 ⼤津愛⼦ 栄養⼠
牛乳は、私たちの食卓で欠かせない食品の一つです。皆さんは、どれくらいの頻度で飲んでいますか?
日本で6月は「牛乳月間」と定められていて、牛乳消費のための活動が各地で行われています。
十勝は牛乳の生産量が多いことで有名ですが、ここ数年は消費量が落ち込み、牛乳の生産を抑制せざるを得ない状況となっています。その主な要因は、新型コロナウイルス感染症に関わる消費量の低下によるものです。
ところで、牛は牛乳1リットルを生産するのにどれくらいの血液を必要としていると思いますか?答えは、400~500リットルです。これを知ると命を削って作られていることがわかります。
その分、栄養も豊富で特にカルシウムを多く含みます。コップ1杯で摂取できるカルシウム量は220mg。成人女性が1日に必要とする3分の1の量を一度に摂ることができるので、カルシウムが不足しがちな日本人にとって手軽に補える食品の一つです。
小さなお子さんがいるご家庭では、おやつに牛乳を取り入れてみてはいかがですか?
ただし、母乳に比べ栄養価が高く、消化に負担がかかる他、アレルギーを発症しやすい食品なので、乳児期は避け、1歳以降から少しずつ飲ませるようにしましょう。
料理に使う場合は、7~8か月頃から取り入れて問題ありません。
牛乳の飲みすぎは体重の増加につながりますが、丈夫な体を作るために、大人から子どもまで世代を問わず必要とされる食品です。
今の酪農家の現状を理解して、少しでも牛乳の消費に貢献していけたらいいですね。

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