【特集】How Much? 今年の清水町(まちづくり)は、おいくらですか?(1)

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令和5年度の清水町は124億6,720万円の予算を使って、まちづくりを行います!!

予算は町の1年間の歳入(収入)と歳出(支出)の計画を示したもので、清水町では予算を3種類に分けて管理しています。

・一般会計　84億9,300万円
教育や福祉など基本的な行政運営を行うために管理する会計

・特別会計　27億640万円
国民健康保険や介護保険など一般会計と区別した管理が必要な会計

・企業会計　12億6,780万円
水道や下水道など利用料金の収入で運営している事業の会計
↓
予算の約7割を占める一般会計の内訳を紹介します

歳入の用語解説：
・町税…町民税、固定資産税、軽自動車税など
・分担金・負担金…給食費の負担金など
・使用料・手数料…公共施設利用料金、ごみ手数料など
・繰入金…町の基金(貯金)から引き出したお金
・地方譲与税…国が徴収した税金の一部が国から交付
・地方交付税…町が一定のサービスを確保するため国から交付
・国庫・道支出金…各種事業に対し、国・北海道から交付
・町債…公共施設の建設などに要する費用の借入金
・税等交付金…町税以外の税目で北海道から交付

歳出の用語解説：
・議会費…議会運営に使用
・総務費…町の全般的な管理に使用
・民生費…高齢者、障がい者、児童福祉に使用
・衛生費…健康やごみ処理などの衛生的な生活に使用
・労働費…就労対策などに使用
・農林業費…農林業振興に使用
・商工費…商工業の発展や観光振興のために使用
・土木費…道路、橋、公園の整備維持・管理に使用
・消防費…消防・救急活動に使用
・教育費…学校・社会教育に使用
・公債費…公共施設の整備に借り入れたお金の返済に使用

■まちに気づく　まちを築く　とかち清水
～想いをミライに繋ぐまち～
清水町の将来像の実現へ向けて―

※令和4年度と5年度は見込額のため、最終的な決算額は変わります。

◇予算総額は前年度より増加
令和5年度の清水町予算が、町議会第2回定例議会で議決されました。今年度は予算総額『124億6,720万円』を使ってまちづくりを行います。前年度と比べると8,300万円の増額となっています。

◇一般会計歳入は自主財源35.8%
予算総額のうち、約7割を占める一般会計の予算額は、84億9,300万円。前年度より1億3,200万円の減額となっています。
一般会計の歳入を見てみると、自主財源が全体の35.8%、国や道から交付される依存財源が全体の64.2%を占め、その中でも地方交付税の割合が最も高い状況です。
一般会計の歳出を見てみると、民生費の割合が最も高く、福祉サービスに充てられる費用が多い編成となっています。
また、次いで土木費の割合が高く、除雪対策など、生活基盤の整備に充てられる費用が確保されています。

◇特別会計と企業会計は増額
特別会計の予算額は、27億640万円。国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険の全ての予算額が増えました。
これは、出産育児一時金や後期高齢者医療広域連合納付金、保険給付費などが増額したためです。
企業会計の予算額は、12億6,780万円。水道事業・下水道事業ともに予算額が増えました。
これは、配水管や終末処理場機器の計画的な更新により増額したためです。

◇町の将来像実現を目指した予算編成
清水町の予算は、第6期総合計画で目指すまちの将来像「まちに気づく　まちを築く　とかち清水～想いをミライに繋(つな)ぐまち～」の実現に向けて編成されています。
次ページからは、町の目指す将来像実現のための基本的な施策に沿って、今年度取り組む主な事業予算を紹介します。

問合せ：総務課財政係
【電話】62-2111