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福祉のひろば

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北海道清水町

■『フレイル』を知っていますか?
◆フレイルとは―
『加齢により心身が衰え老いた状態』のことを言います。フレイルの語源は「虚弱」や「脆弱(ぜいじゃく)」などを意味する「Frailty(フレイルティー)」で、健康状態と日常生活においてサポートが必要な要支援・要介護状態の中間を指します。
高齢者の多くがフレイルの状態を経て、要介護状態に進むと考えられています。

◆フレイルの4種類
(1)身体的フレイル
筋力低下や低栄養の状態
(2)精神・心理的フレイル
認知機能低下や抑うつ状態
(3)オーラルフレイル
口腔(こうくう)機能が衰えた状態
(4)社会的フレイル
一人暮らしなどで社会とのつながりが弱い状態

これらは単独で起こるのではなく、それぞれが絡まり合いながら進行します。

◆フレイルの予防方法
◇適度な運動
運動により筋肉量、骨格筋機能の低下を防げます。ストレッチや体操を行うことや炊事・洗濯・掃除・庭仕事など日常生活での家事を行うことも足腰を鍛えることにつながります。

◇噛んで食べる
加齢とともに胃腸機能が衰え、食事量や食欲が低下すると、慢性的に低栄養の状態になります。1日3食バランスの良い食事を食べることを心掛けましょう。

◇歯と口の手入れ
口腔(こうくう)機能の衰えは全身の衰弱につながりやすく、肺炎などの病気も招きます。毎食後の歯磨きや義歯の手入れを丁寧に行い、定期的に歯科医院で口の中のチェックをすることも有効です。

◇つながりや支え合いを大切に
人との「つながり」は誰にとっても重要ですが、一人で生活している方にとっては特に大切です。
定期的に地域に出かけて人と接することや、家にいる時でも心身の健康を保つために、友人や家族と電話やメールなどで交流することも孤立を防ぐことにつながります。

◆(簡単)フレイルセルフチェック!
次の3つ以上に当てはまると「フレイル」の可能性が高いです。
◇疲れやすい
・以前より疲れやすい
・何かをするのがおっくうだ

◇体重減少
・意図せず半年で2キロ以上体重が減った

◇歩行速度の低下
・青信号の間に横断歩道を渡り切れない

◇筋力の低下
・ペットボトルのフタを開けられなくなった

◇活動性の低下
・出かけるのがおっくうだ
・人と接する機会が減った

問合せ:保健福祉課在宅支援係
【電話】69-2233

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