■人生100年時代
「人生100年時代」という言葉を、最近耳にすることが増えていませんか?
医療の進歩や生活環境の改善などにより日本の平均寿命は延び続けています。
厚生労働省によると、日本の100歳以上の人口は、2016年で7万人弱でしたが、2050年には50万人を超える見通しとなっています。
このような人生100年時代を健康に生きるために、近年注目されているのが「健康寿命」です。
健康寿命を延ばすことは、自分らしく元気に活動できる期間を延ばすということです。
ある日突然、介護が必要になることのないように、健康寿命について考えてみましょう。
■健康寿命とは―
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされています。
健康寿命の算出方法は複数ありますが、町では1つの指標として、「平均自立期間」(要介護2以上までの期間)を目安としています。
◇清水町では平均寿命、平均自立期間が全道と比べて長い!
※令和2年度国勢調査
※令和4年度KDBデータ(国保データベースシステム)
→平均寿命と健康寿命の差が小さいほど健康な期間が長くなる
■健康寿命を縮める要因―
健康寿命を縮める1つの要因として、生活習慣病が挙げられます。
食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣に深く関係して発症するのが、「がん」、「心臓病」、「脳疾患」などの生活習慣病です。
死亡の原因は、がん・心臓病・脳疾患が全国的に高い割合を占めています。
◇がんの割合は全道と比べて低いが、心臓病・脳疾患の割合は高くなっている
※令和4年度KDBデータ
■健康寿命を延ばすために
生活習慣病を予防し、健康寿命を延ばすために、運動習慣を身につけましょう。例えば、「歩数計を気にして歩く」、「エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う」など、毎日少しづつできることから取り組んで習慣化していきましょう。
また、栄養バランスのよい食生活を送ることが大切です。「1日3食きちんと食べる」、「塩分を控えめにする」など、基本的な知識を身につけて、実践することで、生活習慣病を予防しましょう。
最後に、「人と人が関わりあう機会」を増やすことを心がけましょう。町内会の集まりや、イベントなどに限らず、趣味の活動や、外出先で友人や知人とコミュニケーションを取ることは、健康寿命を延ばす上でとても大切なことです。
いつまでも健康に過ごすために、日頃から生活習慣の改善を意識して、あなたやあなたの家族のために「健康な身体」を手に入れましょう。
■健康に関する相談窓口
平日8時45分~17時30分
町の保健師、管理栄養士、歯科衛生士による健康相談を随時行っています。
「健康面で気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください‼」
問合せ:保健福祉課健康推進係
【電話】67・7320
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