【特集】まちおこしチャレンジャー(2)

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■森山　泰地(もりやま　たいち)さん(27歳/釧路市出身)
Profile：
・22歳までプロフットサルチームのエスポラーダ所属
つうけんビジネス(株)を経て、(株)エスプーロを起業
・趣味/コーヒーが大好きでカフェ巡りをします
・特技/極度のサッカーオタク、1日に4試合観ます!

高校入学以降の10年間を札幌市で過ごし、道東に戻りたいという気持ちが芽生えていたなかで、昨年から大久保航也と始めたフットサルチームのソルプレーサ十勝での活動をきっかけに、本格的に十勝への移住を考え始めました。同時に、起業したい気持ちもあって、大久保から委託型地域おこし協力隊の制度について聞き、地域おこし協力隊に応募することを決めました。
有り難いことに、今年7月から委託型地域おこし協力隊に委嘱いただき、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を立ち上げるために活動しています。(株)ジェイアール東日本企画の指導のもと、BPO業務としてデジタルマーケティングやウェブサイト作成を学びながら実践に取り組んでいます。
今後活動していくなかで、まずは僕たちのことを知っていただくことが一番大切だと思っているので、町のイベントで顔見知りになれたり、「広報に載っていた森山だ」と声をかけてもらえたらうれしいです。

■生天目　一総(なまため　かずさ)さん(25歳/音更町出身)
Profile：
・包装資材や機械販売などを行う(株)トーアパック勤務機械メンテナンスを担当する第二種電気工事士
・趣味/音楽・釣り・車
・特技/ドラム歴13年、ピアノも弾けます!

山口恵里さんの旦那さんが友人で、恵里さんが清水町で新たな挑戦をすると聞いたのが、地域プレーヤーに興味を持ったきっかけです。
新しい地へ飛び込んで行って、自分の経験を生かした仕事で、地域に役立てるようなことがしたいと思っていたので、自分の想いに挑戦できる場が見つかったと感じました。
僕は、第二種電気工事士の資格を持っていて、一般住宅の電気設備工事ができます。今働いている会社では、主に機械メンテナンスをしているので、仕事で得た技術や経験も地域の困りごと解決に生かせたら良いなと思っています。
地域プレーヤー候補生として動き始めたばかりなので、将来的に地域の方から「困ったら生天目のところだよね」と、何か困ったときに助けてと言われる存在を目指したいと思っています。
また、構想段階ではありますが、要望があれば、オーダーメイドの家具づくりにも挑戦して、自分の可能性を広げつつ、地域に貢献できたらなと思っています。

■山口　恵里(やまぐち　えり)さん
(28歳/帯広市出身)
Profile：
・宿泊施設「RAKUNTO」・シェアオフィス(御影西1条4丁目2)を運営
・趣味/KーPOPや韓国ドラマ
・特技/トンボでクレープ生地をきれいに焼けます!

御影地区に事業用の賃貸住宅を購入した時期に、大久保航也さんから清水町の話をお聞きしました。大人数で滞在できる宿泊施設が限られていることや、地域プレーヤー候補生のなかでも委託型地域おこし協力隊というかたちがあること知り、「自分で考えたアイデアで起業し、地域課題を解決していく」という新しい志に魅力を感じて清水町で挑戦することを決めました。
今年8月から委託型地域おこし協力隊に委嘱いただき、宿泊施設の準備を進めながら、(株)ジェイアール東日本企画の指導のもと、前職の経理などの経験を生かしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を学んでいます。例えば、人手不足で経理が回らないという困りごとがあれば、経理事務を手助けするという内容です。そういう面でも地域に貢献していきたいと思っています。
清水町に来たばかりなので、まずはイベントなどを通して、町のみなさんと楽しく助け合えるかたちで関わりを持てたら良いなと思います。

■地域でチャレンジする人の挑戦を支え、まちづくりを支援
株式会社ジェイアール東日本企画ソーシャルビジネス・地域創生本部
與田　雅晴(よでん　まさはる)さん

(株)ジェイアール東日本企画では、地域へのまちづくり支援の一環として、自治体や公共団体と連携し「地域でチャレンジする人の挑戦を支える」をテーマに、これからの地域を支える担い手づくりに取り組んできました。
人口減少や少子高齢化は、地域経済に多くの影響を与える深刻な課題です。今後ますます深刻化するこれらの課題に対応するには、地域の担い手が必要不可欠となります。清水町も他自治体と同様に、この担い手不足が深刻化しているため、私たちが取り組んでいる地域の担い手づくりに共感をいただいたのだと思っています。
事業の進捗は順調で、現在のところ4名のフレッシュな地域プレーヤー候補生を発掘しました。今後、この4名の候補生は、清水町をフィールドに自立を目指して新たなビジネスに挑戦します。
私たちは、この4名の候補生に伴走しながら、挑戦するビジネスをサポートしていくと同時に、4名に続く次の地域プレーヤーの発掘を進めます。これからも(株)ジェイアール東日本企画は、清水町でチャレンジする人の挑戦を支えながら、町の課題解決に貢献できるよう努めていきたいと思っています。