昨年12月から、現行の健康保険証が新たに発行されなくなりました。これまで健康保険証で行っていた医療保険の資格確認を、マイナンバーカードなどで行う仕組みに移行します。
現行の健康保険証が利用できなくなったら、どのように医療機関などを受診したら良いのか、自分の状況を左のフロー図で確認してみましょう。また、マイナンバーカードを保険証として利用するメリットやマイナンバーカードの安全性について、ご紹介します。
■マイナンバーカードを保険証として利用するメリット
01 より良い医療を受けられる
本人に同意を得たうえで、医師などが過去の診療情報・お薬情報・特定健診の結果を確認できるようになります。例えば、突然の怪我や病気で、初めての医療機関を受診しても、正確なデータが連携されるため、普段受診している医療機関と同様に、安心して適切な治療を受けることができます。
02 突然の手術・入院でも限度額を超える支払いが不要に
「限度額適用認定証」などの交付申請をしなくても、限度額までの支払いとなります。
03 救急搬送時、医療情報に基づく適切な処置を受けられる
マイナンバーカードを持ち歩いていると、原則、本人に同意を得たうえで、救急隊員が診療情報やお薬情報などを参照できるようになるため、病院の選定や搬送中の応急措置を適切に行うことができます。
■マイナンバーカードの安全性
マイナンバーカードには、プライバシー性の高い個人情報は記録されないほか、偽造防止などにも対応した万全なセキュリティ対策が施されています。
・紛失・盗難の場合は、24時間365日体制で一時利用停止可能
・アプリ毎に暗証番号を設定し、一定回数間違うと機能ロック
・不正に情報を読み出そうとすると、ICチップが壊れる仕組み
◇紛失・盗難はここへ電話
マイナンバー総合フリーダイヤル
【電話】0120・95・0178
■自分にあてはまるものを確認してみましょう
[A]
・健康保険証の利用登録状況は「マイナポータル」で確認できます。
・国民健康保険と後期高齢者医療は、役場から「資格情報のお知らせ」が届きます。マイナ保険証と一緒に持ち歩きましょう。
[B]
下記の方法で、利用登録ができます。
(1)カードリーダー(医療機関・薬局の受付に置かれています)
(2)マイナポータル
(3)セブン銀行ATM
※マイナンバーカードの電子証明書の期限切れにご注意ください。
[C]
下記の方法で、申請ができます。
(1)オンライン申請
(2)郵便による申請
(3)まちなかの証明写真機から申請
※詳しくは「マイナンバーカード総合サイト」へ。
問合せ:町民生活課 保険係
【電話】62・1151
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