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〔特集〕令和5年度 市政執行方針・教育行政執行方針(1)

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北海道滝川市

■令和5年度 市政執行方針

6月8日から第2回市議会定例会が開かれ、前田市長が市政運営の基本姿勢を示す「市政執行方針」について、田中教育長が教育行政の基本方針を示す「教育行政執行方針」について説明しました。本特集ではそれぞれの主な内容を紹介します。


▼出産・子育て環境の整備
すべての妊婦と低年齢期の子育て家庭に寄り添い、必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実を図るとともに、出産応援給付金・子育て応援給付金の支給による経済的支援を一体的に実施することで、安心して出産・子育てができる環境を整備します。

▼子ども医療費の無償化
子どもの成長を応援し、子育て世代の負担軽減を図るため、8月から助成対象を中学生まで拡大するとともに対象要件の所得制限を撤廃し、医療費を無償化します。

▼国学院短大部*との連携
安定的な学生確保への取り組みを推進し、卒業後の地元定着に向けて、国学院短大部による新たな就職対策などの取り組みを強化します。また、市と国学院短大部の連携体制の下、観光まちづくり学部教員による市内視察等や、学生による本市のフィールド活用に向けた具体的な提案を行います。
*国学院大学北海道短期大学部


▼防災タイムラインの推進
地域防災力の向上を図るため、個人や家庭のレベルで自ら必要な災害への備えを主体的に考え、実践できるよう、「いつ」「誰が」「何をするか」をあらかじめ決めておくタイムラインの考え方の普及に努めます。また、災害時の避難所開設作業などを迅速に進めることができるよう、市民ボランティアの円滑なサポートを得られる体制の整備を進めます。

▼パートナーシップ制度の導入
多様性を認め、誰もが生きやすく活躍できる社会の実現に向けた取り組みを進めます。その一つであるパートナーシップ制度については、本年度中の導入に向け、制度の内容や運営方法を具体化し、性的マイノリティに対する市民理解を深めるため、広報紙での周知や講演会を開催します。

▼三世代交流センターの改修
身体障害者福祉センターの機能を複合化し、障がい者の新たな活動拠点とするとともに、地域住民にとって利用しやすい施設を目指して、バリアフリー化など必要な施設改修等を実施します。


▼スカイワーケーションの推進
グライダー搭乗を主軸とし、企業の従業員などが参加するツアーや大学のグライダー部の合宿誘致を行うほか、ふるさと納税の返礼品として、グライダー搭乗などに使用できる利用券を提供することにより、ワーケーションの誘客を推進します。

▼新規就農者の育成確保
本年度から2人の地域おこし協力隊員を委嘱し、水稲経営の継承に向けた研修を開始するとともに、引き続き第三者経営継承を希望する新たな地域おこし協力隊員の確保に取り組みます。

▼クラフトビールの活用
クラフトビールを活用して地域の活性化につなげるため、地域おこし協力隊員によるビール醸造技術の習得や普及拡大などの活動を支援します。


▼都市公園の再編
地域の実情に応じた利活用や機能確保を基本とした集約を進めるため、平和公園と江部乙中央児童公園の改修を実施します。

▼滝川駅周辺の整備
建物の老朽化や空き店舗などの増加が、地域の衰退を招いている現状にあることから、新たな都市拠点の形成によるにぎわい創出を図るため、地区の再生に向けた基本構想作りを推進し、拠点の核とすべくスマイルビルの取得に向けた検討を進めます。

▼持続可能なまちづくり
「滝川市立地適正化計画」の基本理念である「コンパクト・プラス・ネットワーク」に基づき、人口減少や超高齢社会に対応した持続可能なまちづくりを推進します。また、「滝川市都市計画マスタープラン」を改定し、コンパクトなまちづくりを目指します。


▼自治体DXの推進
行政サービスのさらなる向上や市役所における業務の効率化を目指し、現在策定中の「滝川市DX推進計画」に基づき、住民票などのコンビニ交付を開始するほか、キャッシュレス決済の導入、迷わないスムーズな手続きや待ち時間の短縮を目指した「書かない窓口」の実現などの窓口改革を推進するとともに、合理的根拠に基づく政策立案基礎教育などの職員研修を実施します。

▼市公式ホームページの見直し
知りたい情報へたどりつきやすく、また、より情報発信力の高いホームページとするため、デザインの刷新やサイト全体の見直しを行います。

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