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〔特集〕令和6年度 市政執行方針・教育行政執行方針(1)

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北海道滝川市

【令和6年度 市政執行方針】

2月29日から開かれた市議会定例会で、前田市長が令和6年度の市政運営を示す「市政執行方針」について、田中教育長が教育行政の基本方針を示す「教育行政執行方針」について説明しました。
今回の特集では、それぞれの主な内容を紹介します。


■子育て支援施策の充実・強化
幅広い子ども施策を推進するため「(仮称)滝川市こども計画」を策定し、子育て支援施策のさらなる充実・強化に取り組みます。

■空調設備の整備
猛暑から子どもたちの健康と教育環境を守るため、放課後児童クラブを実施する児童センターなど6館および小・中学校全校に空調設備設置工事を実施します。

■姉妹都市交流事業の推進
スプリングフィールド市およびロングメドー町との交流事業である「ジュニア大使訪問団派遣事業」、「ロングメドー高校訪問団受入事業」を再開し、相互理解と親善を深め、青少年教育や国際文化教育の交流が永続的に展開されるよう推進します。

■国学院大学北海道短期大学部との連携
地域連携推進協議会など関係者で協力し、安定的な学生確保と卒業後の地元定着に向け、短大部*による就職対策などの取り組みを推進します。また、市と短大部の連携体制の下、観光まちづくり学部学生を招致してのフィールドワーク実施などにより、本市ならびに短大部のさらなる魅力づくりや観光まちづくり学部研究への寄与に向けた検討を進めます。
*国学院大学北海道短期大学部


■防災力向上の推進
市民が災害時に必要な備えと適切な判断・行動を実践できるよう、地域や団体を通じて研修や訓練を重ね、避難所開設などの際に即戦力として期待される「たきかわ防災サポーター」の養成と拡充に取り組みます。加えて、消防や警察、自衛隊など関係機関との円滑な連携、迅速な対応を実現するため、連携組織を立ち上げ、積極的な交流、訓練などに努めます。また、災害時、早期の復旧・復興を実現するため、災害廃棄物の処理方針や処理体制、仮置場などの対応を定めた「災害廃棄物処理計画」を策定します。

■ヒグマ対策体制の強化
ヒグマの出没による被害を防ぐため、新たに「鳥獣被害対策実施隊」を設置し、有技術者を実施隊員に任命することや、狩猟免許や猟銃などの取得費用の助成による人材育成を支援することでヒグマ対策体制の強化を図ります。また、市街地での出没を想定した机上訓練や、ヒグマについての地域セミナーを開催し、関係機関との連携強化および市民の意識啓発に取り組みます。


■観光情報PRの推進
発信力の強化を図るため既存の観光PRの方法を見直し、テレビ局などへの広告掲載を行うことで宣伝力を効果的に高めるとともに、イベントなどを通じた交流人口の増加につなげます。

■スカイスポーツの振興 スカイワーケーションの推進
安全かつ持続的に事業を推進するため、地域おこし協力隊員を募集・採用し、スカイスポーツを担う人材の育成を図ります。また、グライダーを活用した交流・関係人口創出事業について、ワーケーションツアーを引き続き実施し、リピーターの獲得のほか、大学グライダー部の合宿誘致や新たな事業の誘致などに取り組みます。

■新規就農者の育成確保
基幹作物である水稲経営の維持を図るため、令和5年度に引き続き新たに1人の隊員を委嘱し、第三者経営継承に向けた研修を実施するとともに、経営継承を目指す地域おこし協力隊員のさらなる確保に向けて取り組みます。

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