2024年6月29日(土)—8月25日(日)
10時~17時(入場は16時30分まで)
美術自然史館
休館日:7月16日(火)、8月13日(火)、月曜日(7月15日・8月12日を除く)
入場料:一般400円、高校生以下無料
皆さんは模型と言われるとどんなモノを想像しますか。
幼いころに遊んだプラモデルやラジコンカー、学校の理科室にあった人体模型や骨格標本、着せ替え人形だって模型です。
そんな身近な「模型」を思う存分楽しめる本特別展『のぞいてみよう!模型の世界』がいよいよ始まります。
今回の特集では、そんな特別展の魅力を“チラ見せ”します。さまざまな模型の紹介や制作者のインタビューを通して魅力ある模型の世界へと皆さんをご案内します。
■見る 模型の世界をのぞいて楽しむ
ドールハウス作家、杉山(すぎやま)武司(たけし)さんのご協力により、細部まで精巧に作られたドールハウスや鉄道ジオラマを展示するほか、個人所有の貴重なお宝模型、日ごろ美術自然史館やこども科学館で脇役的存在の模型たちも集合します。注目の展示は次ページで紹介。
▼ウエルカムアート
美術部部長 芳賀(はが)音久(ねね)さん
特別展の入口には、私たち明苑中学校美術部によるウエルカムアートが展示されます。「模型」をテーマに部員39人で2か月かけて制作した巨大画をぜひご覧ください!(7月20日から展示予定)
■作る ワークショップで模型づくりを体験!
『リモコン恐竜を作ろう』
日時:7月20日(土)13時30分~
講師:こども科学館指導員
対象:小学生
申込開始:7月2日(火)10時
『ミニチュア机を作ろう』
日時:8月11日(日)13時~
※事前告知していた日程から変更となりました。
講師:杉山武司さん
対象:小学生~中学生
申込開始:7月17日(水)10時
〔共通事項〕
場所:こども科学館
参加料:500円
定員:20人
※小学1・2年生は保護者同伴
申込先:美術自然史館【電話】23-0502
■のぞいてみよう!模型の世界~注目の展示をご紹介~
▼ドールハウスの世界
ドールハウスとは、一定の縮尺で作られた家の模型のことを指します。大きさは実物の12分の1サイズが一般的で、ドールハウスは制作者の技術、知識、世界観や創造力によって作られます。
特別展では、今年で作家活動20周年を迎えるドールハウス作家杉山武司さんの「男のドォルハウス」を複数展示しています。見る人によって変わる世界観や、男のロマンが詰まったドールハウスをお楽しみください。
・音楽を流し、瓶コーラを飲みながら、さびた車の手入れをする姿が見えてきそうな古いガレージと車たち。
・ドールハウスをのぞいてみると、そこには12分の1サイズの本物の水彩画が展示されている、ミニチュアサイズのギャラリー。
▼鉄道ジオラマの世界
鉄道ジオラマは、鉄道車両や線路、家や山など自分の好きなように模型を配置して自分だけの情景を作るものです。
本特別展では、中空知鉄道愛好会などが制作した鉄道ジオラマを複数展示しています。運が良ければ列車の模型を動かせるかもしれません。
・本物の景色を思わせるように、田んぼに映る列車の姿は、見る角度で映り方が変わる。
・現実では見ることのできない列車の共演が実現するのも鉄道ジオラマの魅力の一つ。
他にもアニメのキャラクターや動物などたくさんの模型を見ることができます!
〔詳細は本紙をご覧ください〕
<この記事についてアンケートにご協力ください。>