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健康だより

10/20

北海道猿払村

執筆者:保健福祉課健康推進係 管理栄養士 川井ちさと

■「食中毒を防ぐには?」
こんにちは、管理栄養士の川井です。年々暑さが厳しくなっていますが、みなさま体調はお変わりないですか?今の夏の暑い時期、増えてくるのが食中毒です!普段当たり前にしていることが思わぬ食中毒を引き起こす可能性があります。今回は食中毒についてお話しします。
食中毒の原因となる細菌は「水分」「栄養」「温度」の3つの条件が揃うと増殖します。菌それぞれに増殖に適した温度がありますが、おおむね20~50℃の人の体温くらいで増えやすいとされています。そのため、夏場は特に注意が必要です。これからご紹介する『食中毒予防の3原則』で、食中毒を予防しましょう!
(1)細菌を食べ物に『つけない!』まずは、調理、食事前の手洗いや、食材、調理器具の洗浄で菌をつけないことが基本です。また、肉・魚、野菜など食材ごとに調理器具を使い分けることも予防には効果的です。
(2)食べ物に付着した細菌を『増やさない!』原因菌が食品中で増加しないように、食材はすぐに冷蔵庫へ。また、調理後の食品は極力すぐ食べるようにし、カレーやシチューなどは鍋のままではなく厚さの薄い容器に移して、冷蔵・冷凍保存しましょう。
(3)食べ物や調理器具に付着した細菌を『やっつける!』食品は中心部に火が通るようにしっかりと加熱(目安は中心部分の温度が75℃で1分以上)、調理器具は消毒・殺菌をして原因菌を死滅させましょう。特にお肉は重篤な症状の食中毒を起こす可能性があります。しっかり焼いて食べてくださいね。また、食中毒の予防には栄養をきちんと摂り、自己免疫力を高めておくことも大切です。
食中毒は防げます!ぜひ『食中毒予防の3原則』で食中毒を予防してくださいね。

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