執筆者:保健福祉課健康推進係 保健師 新家花梨
■「毎日のお風呂で健康に!?」
みなさん、こんにちは。保健師の新家です。今年の4月から保健センターで勤務しています。担当地区は知来別・鬼志別東町・豊里です。よろしくお願いいたします。
お正月はみなさんどのように過ごされていますか?1年の疲れをとるためゆっくりと過ごし、また新たな1年に向けてパワーをためているところでしょうか?
ところで、みなさんお風呂にはからだを清潔にするだけではなく健康効果が盛りだくさんであることをご存じですか?最新の研究によると、毎日入浴することが介護予防につながるという研究結果も得られています。今回はしっかりと疲れがとれる入浴のポイントを紹介します。最初にお風呂のお湯がわいたらしばらくふたを開けておき、浴室を温めましょう。寒い時期は湯船と浴室の温度差が大きいため、入浴中の事故が起こりやすく注意が必要になります。また、湯船に入る前にかけ湯がおすすめです。体の汚れを落としておくだけでなく、入浴の刺激に体を慣らし、入浴による血圧の急上昇や脳貧血を防ぐことができます。そして、お風呂の温度は38~42度で10分くらいお湯につかると副交感神経が刺激されリラックスできるといわれています。熱めのお湯では交感神経が刺激されてしまうため、最初はちょっとぬるめかなと感じる程度がいいといわれています。
普段は湯船につからずシャワーで済ませている方も、せっかくの休みにゆっくりとお風呂で体を休めてみてはいかがですか?入浴剤を入れて少し贅沢な入浴時間を楽しむのもよいですね!
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