■自然との調和、写真が紡ぐ瞬間
こども家庭庁が実施する、令和5年度こどもまんなか「家族の日」写真コンクールにて最優秀賞を受賞した村内在住のフォトグラファー森原志織さんに今回の受賞作品や写真を始められたきっかけについてお聞きしました。
▽写真を始めたきっかけ
2年半前頃に、酪農業の合間にできることがないかと思い、始めたのがきっかけです。尊敬する写真家のもと、オンラインで撮影や写真編集の技術を学びました。最初は家族の写真を撮ることをメインに考えていたのですが、撮り続けるうちに他の人の写真も撮りたくなり、1年半程前から出張撮影を始めました。
▽写真コンクールについて
このコンクールは3つの部門に分かれており、私の作品はその中のこどもまんなか部門にて最優秀賞に選ばれました。タイトルは『田舎のこどもたち』です。
最近は子どもたち全員が揃っての写真を撮ることがほとんどなかったのですが、その日は天気も良く、たまたま子どもたちも牛舎にお手伝いに来ていました。その風景を見た瞬間今撮らなきゃと思い、すぐカメラを持ってきて撮影しました。
▽今後の活動
元々新しい人との出会いや、色々な人とお話しすることが楽しくて続けている活動なので、人との出会いを大切にし、もっとたくさんの人にフォトスタジオを飛び出して、開放感のある自然の中で撮影するロケーションフォトの良さを知ってもらえるように活動をしていきたいです。
・受賞作品「田舎のこどもたち」。審査員からは、「家族の仲の良さ、そして家業への誇りも感じます」「一目見てはじける笑顔たちが印象的で心が鷲掴みにされました!」などのコメントがあった。
・こども家庭庁より表彰楯が授与された
<この記事についてアンケートにご協力ください。>