時代の立役者と未来を担う若者
今と未来のインタビュー
■丸尾綾子(まるおあやこ)
昭和8(1933)年生まれ。
ゴルフや料理、パッチワークが趣味。パッチワークサークル「もりのくまさん」にも所属している。
▽無理しすぎず、自分を大切に生きて欲しい
丸尾さんは猿払村出身で、親の代から続く魚屋さんを継ぎ、お店ではお惣菜も手がけるなど忙しい日々を送っていたそうです。当時、自衛隊の演習が行われた際には約1,000人近くの隊員が村を訪れたこともあり、地域の仲間たちと協力し、卸業をされていたそうです。卸業を続けていくうちにお刺身やお寿司を食べにくる隊員の方々が少しずつ増えていき、お店は演習があると毎日のように賑わいを見せていたそうです。「とても忙しい日々でしたが、大変というよりも、充実感と楽しいという気持ちの方が強かったことをよく覚えています」と当時を振り返ります。
そんな丸尾さんの趣味はゴルフや料理、パッチワークだそうです。特にゴルフは昔から好きだったそうで、日曜日をお店の定休日にして、色々な人を巻き込んでよくプレイされていたそうです。またお店を切り盛りしていたこともあり昔から料理が好きで、今でもよく魚料理はもちろん色々な料理をされるそうです。
猿払村について、丸尾さんは「安心感があり、離れがたい」と語ります。理由として、「猿払村出身ということもありますが、村の雰囲気や人との繋がりなど、とても住みやすく居心地がいいからだと思います」と続けます。
最後に猿払村の未来を担う若者へ向けて、「今も頑張っていると思うので、無理しすぎないようにして、自分をもっと大切に生きて欲しいです」と、優しくエールを送りました。
■松谷俊汰(まつやしゅんた)
拓心中学校3年生。
ゲームが好きで、最近は帰宅後シューティングゲームやオープンワールドゲームをよくプレイしている。
▽ポジティブ思考で日々前向きに過ごしていきたい
松谷さんは野球部と保体委員会に所属し、野球部では仲間と協力することの大切さを学ぶことができたそうです。保体委員会では委員長を務めており、下級生をまとめることが大変だったそうですが、野球部で身につけた仲間と協力する力を発揮し、仲間と共に上手くまとめることができたそうです。そんな松谷さんが一年生の自分と比べて成長したと感じているところは、落ち着いた行動を取れるようになったところだそうです。「上級生に上がるにつれて、下級生のお手本となれるよう、次第と落ち着いた行動を取れるようになっていきました」と教えてくれました。
松谷さんが学校生活で一番思い出に残っていることは修学旅行だそうです。その中でも特に思い出に残っているのが、初めて体験したラフティングとのこと。「全身ずぶ濡れになりましたが、ガイドさんのお話も楽しく、とても良い経験をすることができました」と楽しそうに話してくれました。
松谷さんは猿払村の人が少ないことで、のびのびと生活することができるところが好きだそうです。逆に一つ一つの施設が遠いところと、買い物するときに物が揃わず、稚内市などに買いに行かなければいけないことがあることが不便だと感じているそうです。
最後に将来の自分に向けて、『周りの人に迷惑をかけることなく、ポジティブ思考を大切に、色々なことに挑戦しながら頑張ってほしいです』とエールを送りました。
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