■自分時間を大切に楽しむ食器作り
現在、猿払村でポーセラーツ教室を開催している、村内在住の船木恵さんに作品制作のきっかけや魅力などをお聞きしました。
▽始めたきっかけ
10年以上前に雑誌で見たのをきっかけに、やってみたい!と思いましたが、掲載されていた教室は関東にあり、通うことができませんでした。当時は携帯電話での情報収集が難しかったのですが、スマートフォンが普及してからは、旭川にも教室があることを知り、約2年前、子育てが落ち着いたタイミングで通い始めました。そこで人に教えるための資格も取得しました。
▽ポーセラーツの魅力
ポーセラーツは、ガラスや白磁に自由に絵付けやデザインができるアートです。絵付けには転写紙を使うため、焼く工程の前ならやり直しが可能です。絵心がなくても挑戦しやすく、自分の「好き」を作品にすることができます。完成した作品は、売っているお皿と同じように、電子レンジや食洗機でも使うことができます。
▽教室について
子どもが小さかったり、遠くに行かないとこういった習い事ができない方々のためになればと思い教室を始めました。今までの参加者は2歳から70歳まで幅広く、男性の参加もあります。「思っていたよりも難しい」「こんな簡単にできるんだ!」など様々な声をいただき、完成した作品をお渡した後は笑顔で帰っていただけます。教室を始めたばかりのころはあまり知られていなかったポーセラーツですが、最近では徐々に認知度が高まりつつあるのを感じています。
▽今後の活動
現在は教室のほかハンドメイドイベントへの参加や委託販売などを行っています。ポーセラーツに使う材料等が掲載されているカタログがあるのですが、そこに自分の作品が掲載されるのが夢です。これから10年20年と続けていけたら良いなと思っています。
(ポーセラーツのほかにアルコールインクアート教室も実施している)
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