由仁町ゼロカーボンシティを宣言しました

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令和5年3月、由仁町議会第1回定例会において、地球温暖化を防止する脱炭素社会の実現に向け、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「由仁町ゼロカーボンシティ」を目指すことを宣言しました。
由仁町での取り組みにつきましては、ホームページをご覧ください。

■由仁町ゼロカーボンシティ宣言
日本各地で大雨や猛暑などの異常気象が毎年のように発生しています。このことは日本のみならず、世界各地でも同様に深刻な自然災害が発生しており、地球規模での温暖化対策が急務となっています。
2015年に合意されたパリ協定では、平均気温上昇を1.5℃までに抑えることを世界共通の長期目標として掲げられ、その実現には、IPCCの特別報告書において2050年までに二酸化炭素排出量を正味ゼロにする必要があると示唆しています。
こうした中、2020年日本政府においても「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ」にするカーボンニュートラル宣言がなされました。
私たちのふるさと由仁町では、近年、大規模な被害を伴う自然災害には見舞われてはいませんが、決して楽観できるものではありません。将来を見据えたとき、この地球温暖化という大きな課題に向き合い、町民、事業者、行政それぞれが脱炭素に向けた取組みを進めることが大切です。
緑豊かな田園風景、安心して生活できる環境を次代を担う由仁っ子に残すため、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「由仁町ゼロカーボンシティ」を目指すことをここに宣言します。
令和5年3月6日
北海道由仁町長　松村諭