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自治体の皆さまへ

由仁町地域おこし協力隊隊員だより第100号

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北海道由仁町

みなさま、こんにちは。お疲れ様でございます、熊谷@GIGAスクールサポーターです。
先月号の隊員だよりについて、特に保護者の方々から多くの反響をいただきました。本当にありがとうございました!
今回はちょっと綴りたいことが2点ありましたので、ちょっとした空き時間のお供に目を通していただけると嬉しいです。

■ル・マンで戦った友人
先日、フランスにて世界3大自動車レースのひとつ「ル・マン24時間耐久レース」が開催されました。
じっくりと自宅や出先から観戦しておりましたが、個人的に注目していたのはあるチームのメカニックです。
そのメカニックは20歳くらいのときにいっしょのチームでフットサルをしていた友人です。今はイタリアのボローニャという町でレーシングエンジニアとして活躍しています。その彼が今回、レースが終わってから連絡をくれました。「日本に帰ろうと思う。」という内容でした。
話を聞くと、2年前に現地の女性と結婚して子供を授かったのですが、奥様が「礼節を重んじ、相手を思いやる人間性を育てる日本の教育を受けさせたい」と希望したことが帰国話のきっかけだそうです。各国がしのぎを削る国際社会の場で生活していたからこそ、日本人が持つ人間性がとても美しく感じられたとのこと。
そんな想いに対して、素直にうれしさと恥ずかしさ、そして申し訳なさがこみ上げてきました。
私たちは礼節を重んじているだろうか。相手を思いやれているだろうか。他国の人々から向けられる羨望のまなざしに応えられているだろうか。
日本人はその人間性こそが国際社会における武器だったのだと改めて感じます。それを教え、磨き上げる教育を支える要員でありたいと強く思い直しました。

■コロナ感染について
先月上旬、私は新型コロナウイルスに感染してしまいました。関わったみなさまには多大なるご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。
この感染が判明したのは、中学校が体育大会を、小学校が運動会を開催するという、大切な行事週の最中でした。誠に申し訳なく思います。
しかし、その困難な状況下においても、役場の方々や学校の先生方から多大なる理解と援助、そして励ましの言葉をいただきました。
たしかに、感染症の影響で体調は厳しかったです。しかし、そのなかで周囲の人々からの温かさをあらためて感じ、人間のやさしさや協力の大切さを再認識することができました。
みなさま、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
さて、気がつけば今回で隊員だよりも第100号を迎えました!諸先輩方には「自分が100号担当で申し訳ないですっ!」という気持ちでいっぱいです!(汗)
自分は今年度が最後の年となりますが、これからも由仁町地域おこし協力隊をよろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊員学校ICT教育支援員 熊谷卓也
【E-mail】yuni-ict-supporter@town.yuni.lg.jp
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