■広報ゆに題字の移り変わり
広報ゆには、昭和26年2月の創刊号から73年という月日を経て、今月号で第800号を迎えました。
昭和26年の創刊当時は由仁町弘報という名前で、タブロイド版2つ折り6ページでした。
※昭和26年から28年ごろの広報紙をお持ちの方はご連絡ください。
・S26年創刊号~S27年08.20第11号
・S28年01.01特集号~S28年01.25第14号
・S28年08.25第21号のみ
・S30年08.15第1号~S35年01.01第46号
1年以上の休刊後、「由仁町広(廣)報」として再出発しました。
この時代、タブロイド版両面2ページで新聞のような形でした。
・S35年02.27第47号~S36年03.15第57号
B5サイズより少し大きなサイズで4ページに変更になりました。
・S36年05.01第58号~S41年03.31第98号
名前が「ゆに」に変わり、この名前は昭和41年3月31日発行の第98号まで使用されました。
・S41年05.23第99号~S52年04.01第224号
名前が「広報ゆに」に変わり、現在まで続いています。
・S52年04.15第225号~S55年03.01第261号
毎月1日発行となりました。それ以前、広報紙は不定期発行でした。
・S55年04.01第262号~H7年03.01第443号
ゆにの題字は、長年、由仁町の教育・文化の振興に貢献し、教育文化功労表彰を授与され、書にも精通された山代熙(やましろひろし)さんによるもので、役場庁舎3階ホールに掲げられている町民憲章の原本も山代さんが書いたものです。
この書体は、平成29年12月1日第716号まで37年間使用されました。
・H07年04.01第444号~H14年12.01第536号
現在のA4サイズに変更になりました。
・H15年01.01第537号~H15年04.01第540号
・H15年05.01第541号~H29年12.01第716号
・H30年01.01第717号~R02年03.01第743号
・R02年04.01第744号~R05年12.01第788号
・R06年01.01第789号~現在
広報紙の題字は、時代の移り変わりとともに、ご覧のとおり変化してきました。
見覚えがある!懐かしい、と思われる方々が多数いることでしょう。
近年、新たに始まったコーナーとして、地域おこし協力隊の「隊員だより」があります。
平成26年8月号の、由仁町で「地域おこし協力隊」が活動を開始します!というタイトルが第1号となり、令和6年4月号の第105号まで続きました。
この間、7名の地域おこし協力隊員が由仁町内でさまざまな活動をされ、そのままスキルを生かした事業者として定住された方もいます。
なお、現在も地域おこし協力隊を募集していますので、くわしくは町ホームページをご覧ください。
また、令和2年4月号の「まちがどトピックス」で初めて由仁町三川出身の漫画家杉基イクラさんのイラストを使用しました。
その後、キラリちゃんシリーズで、ポスターやクリアファイル、うちわなどを作成して由仁町をPRしました。
令和5年には、広報のタイトルデザインやイラストを、由仁町岩内出身の絵本作家、ながしまひろみさんに依頼し、令和6年1月号から使用するとともに、ポスターやクリアファイル、マスキングテープ、さらにはデマンドバスやスクールバスのラッピングイラストを作成して由仁町をPRしています。
今後もバージョンアップしながら、さらに見やすい紙面を目指します。
■これからの広報「情報収集の転換期」
情報収集は、時代とともに変化し、新聞や雑誌などの紙媒体から、インターネットやSNSなどのデジタルデータに変わってきました。
平成になり、その後10年ほどで携帯電話が広く一般に普及し、平成20年代に突入すると同時に、スマートフォンが急速に私たちの生活の中へ浸透しはじめたといわれています。
総務省の情報通信機器の保有状況では、令和3年の情報通信機器の世帯保有率は、「モバイル端末全体」で97.3%であり、その内数である「スマートフォン」は88.6%、パソコンは69.8%となっています。
このことから分かるように、約89%の世帯にスマートフォンが普及しており、広報や由仁町ホームページもスマートフォンで見ている方が増えています。
直近でホームページのタイトルごとの閲覧数を検証すると、広報ゆにがやはり高く、約53%の方がパソコン、約46%の方がスマートフォンやタブレットで閲覧しているという結果になりました。
そう遠くない将来、広報紙はすべてデジタルによる配信という時代が来るかもしれませんね?
これからも由仁町の情報誌として、タイムリーでより細やかな情報を提供していきますので、今後ともみなさんのご協力をお願いします。
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