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けんこうだより

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熊本県氷川町

■「氷川町第2期データヘルス計画(H30~R5)」から見えるもの
データヘルス計画は、社会情勢の変化に合わせて、健診・医療・介護のデータを活用して策定します。町の効果的かつ効率的な保健事業の実施に向けた計画として「社会保障の安定」「健康寿命の延伸」を目指すもので、分析を通して、町の健康課題が見えてきます。

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■医療の状況を分析してみました
生活習慣病にかかる


同規模市町村平均 10.1%
熊本県平均 9.6%
国平均 8.6%
糖尿病で医療費を使っている割合は
全国同規模43市町村中3位の高さ!

▽糖尿病に着目して見ていくと…
(1)糖尿病の治療が必要な値※1だったが未治療や治療を中断した人の割合

(2)レセプトデータでの糖尿病の合併症※2の割合

(3)HbA1c正常値と境界域の人の割合の変化

(1)、(2)のグラフから、未治療や治療を中断した人は減っている、つまりきちんと治療している人は増えてるのに、糖尿病の合併症の人は増えてることがわかります。どうしてなのでしょうか?
実は、心臓などの血管の痛みは、糖尿病と診断される手前の「HbA1cが少し高い状態(5.6以上)」から進んでいくんです。(3)のグラフを見ると、HbA1cが5.5以下の正常値の人の割合が減っていることがわかります。正常値の人が減り、少し高い状態の人が増えていることがその要因として考えられるのです。

※1健診でのHbA1cの値が7以上
※2虚血性疾患

▽HbA1cの正常域と境界域の目安
5.5以下…正常
5.6~6.4…正常高値⇒境界型
6.5以上…糖尿病型

赤血球に糖がくっついても消費されると血糖値が下がる状態

高血糖が続き糖が強くくっつくと、血糖が下がっても結合したまま

問合せ:町民課 保健予防係(健康センター)
【電話】0965-52-7154

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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