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自治体の皆さまへ

一人ひとりの備えから始まる防災~日頃から災害に備えましょう!~

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北海道留寿都村

毎年、地震や豪雨などの災害が全国で発生しています。幸い本村では、近年大きな災害に見舞われてはいませんが、災害とは決して無縁ではありません。災害に対応するためには、自分の命は自分で守る「自助」、地区のみなさんが協力して地域を守る「共助」、行政による災害に強いまちづくり「公助」の連携が必要不可欠です。
災害から大切な命や財産を守るため、日頃から災害時の連絡方法や避難方法、防災用品などについて家庭や地域で話し合い、防災意識を高めて災害に備えましょう。

【1】避難準備
日頃から非常持出品の準備の確認をすることは、「あわてず落ち着いて」対処するカギです。いつ発生するかわからないあらゆる災害に備え、日頃から家族で話し合っておくとよいでしょう。

◆非常持出品あらゆる災害・非常事態に備えて今一度確認してみましょう。
○貴重品
現金、通帳、印鑑、保険証、免許証、母子健康手帳など
○ラジオ・照明器具
FM付ラジオ、懐中電灯、予備電池、ローソク、ライター、マッチなど
○衣類
下着、トレーナー、ジャンパー、軍手、雨具など
○非常用食品
缶詰、カンパン、ビスケット、チョコレート、水など
○道具類
缶切り、栓抜き、ナイフ、割り箸、ロープ、ビニールシートなど
○救急・衛生用品
消毒液、傷薬、目薬、胃腸薬、鎮痛解熱剤、ばんそうこう、ほう帯、生理用品、ウェットティッシュなど

◆備蓄品
数日間を自活するためのもので最低でも3日分を用意しましょう。
○燃料
卓上コンロ、スペアガス、固形燃料など
○洗面具
歯ブラシ、タオル、石鹸など(避難所にはありません)
○水
飲料水は1人当り一日約4リットルが目安です。
○暖房
暖房器具、使い捨てカイロなど
○食料品
米、アルファ米、レトルト食品、カップ麺、菓子類など保存期限の長いもの

◆家庭構成に合わせた準備を
○乳幼児がいる場合
粉ミルク、ほ乳ビン、紙おむつなど
○要介護者や高齢者のいる家庭
レトルト食品(おかゆなど)、着替え、紙おむつ、ウェットティッシュ、障がい者手帳、老眼鏡、補聴器、入れ歯と入れ歯ケース、補助具などの予備、常備薬など

《ポイント》循環備蓄のすすめ
~食料品や生活消耗品の循環備蓄とは~
食料品の備蓄というと、乾パンや缶詰など「長期保存できるもの」をイメージしがちですが、例えば、お米を一袋余分に買っておき、なくなったら保管していたお米を食べて、また一袋買い足しておけば、賞味期限を気にすることなく備蓄している事になります。食料品のほか、トイレットペーパーや生理用品など、生活消耗品にも取り入れることで災害時に対応でき安心です。「循環備蓄」を心がけましょう。

村では災害に備え一程度の災害備蓄品を備えています。初期対応で必要となる工具等のほか、避難所設営に必要な備品、避難所生活で必要となる食料品や消耗品等を備えており、非常時に備えています。

▽災害備蓄品保管場所
・災害備品格納庫(役場庁舎横)
・留寿都へき地保健福祉館
・三ノ原五輪会館

▽主な備蓄品
[備品]
発電機、投光器、チェンソー、石油ストーブ、はしご、テント、スコップ、土のう袋、コードリール、段ボールベッド等
[食料品・日用品]
アルファ米、クラッカー、ミネラルウォーター、粉ミルク、救急箱セット、懐中電灯、乾電池、毛布、寝袋、仕切用簡易テント、食器セット、簡易トイレ、紙おむつ、配付袋、ポリタンク等

【2】避難情報
災害のおそれがあるときは、その状況に応じて村から高齢者等避難、避難指示が発令されます。これらの情報に十分注意して行動してください。

(1)高齢者等避難
・避難するのに時間がかかる高齢者などの要配慮者やその支援者は避難を始めてください。
・通常の避難行動ができる人は、家族との連絡、非常持出品の用意など避難の準備を始めてください。

(2)避難指示
・対象地域の住民は直ちに避難しなければなりません。
・まだ避難していない住民は直ちに避難してください。
・お互いに助け合いながらすみやかに行動してください。

◎「特別警報」が発表されたら、ただちに命を守る行動をとってください
・経験したことがない重大な災害が予想される状況です。
・危険が迫っているため、決して油断することなく、身を守るための最善を尽くしてください。

【3】指定避難所
村では災害時に備え、次の施設を指定避難所として指定しています。避難所は、災害等で住宅に住めなくなったときや、災害の発生等により村が避難の勧告・指示をしたときに避難する屋内の施設です。この他に一時的に避難するための場所として「指定一時避難場所」や妊産婦や乳幼児、高齢者等の要配慮者を優先的に避難させる「指定福祉避難所(※)」があります。

■留寿都村防災ガイドを更新しました!
令和3年度に災害時に必要な情報を一つの冊子にまとめた「留寿都村防災ガイド」を作成しましたが、この度、内容を更新しました。
今回の更新は、洪水時の浸水想定地域の追加及び令和5年2月1日付けで変更した一時避難場所、避難所の修正を行っています。
今一度、お住まいの地域の災害の危険性、避難所の確認をしていただき、日頃から災害を想定し必要な準備を進めていただきますようお願いします。
なお、防災ガイドにつきましては、留寿都村ホームページに掲載しているほか、役場企画観光課でも配布しています。

■防災アプリ(るすっぴーナビ)を開発しています!
現在企画観光課では、新たな情報の発信手段としてスマートフォン向けアプリの開発を行っており、年内の完成及びリリースを予定しています。
アプリの詳細等につきましては、確定次第お知らせいたします。

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問合せ:企画観光課
【電話】0136-46-3131

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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