■災害に便乗した悪質商法に気をつけて
地震、台風などの自然災害発生後にはそれに便乗した悪質商法が多数発生します。悪質商法は被災地域だけが狙われるわけではありません。どのようなことに注意したらよいしょうか。
例えば、台風の影響で屋根や壁の点検をした方がよいと言われ、見積りだけのつもりで業者に依頼したところ、高額な作業料金を請求され、仕方なく支払ったが納得できない。というご相談や、今すぐ修理したほうがよいと訪問してきた事業者に言われ、慌てて契約してしまったが、修理代が高額で支払いが難しい、どうしたらよいか。というご相談が寄せられています。また、一般社団法人を名乗り被災者への義援金を募るメールが届いた。被災地にむけて義援金を送りたいと思っているが、このメールに記載された団体は大丈夫か。などというご相談も全国の相談窓口に寄せられています。
修理などの工事の契約は急がされたとしてもその場で決めず、工事の内容や金額をよく確認して下さい。また、できれば複数の事業者から見積りをとり、比較検討してから決めるようにしましょう。寄附金や義援金を寄附する際は募っている団体の活動状況や使途をよく確認して下さい。さらに、公的機関が電話等で義援金を求めることはありません。不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。また、急かされて契約してしまったとしても、クーリング・オフできる場合もありますので、不安になったときは相談窓口や役場へ連絡してください。
問合せ:ようてい地域消費生活相談窓口
【電話】0136-44-1600
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