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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊・地域防災マネージャー中島さんによる防災の心得

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北海道留寿都村

【今月のテーマ…令和6年能登半島地震】
今回は、能登半島地震から地震防災を考えてみようと思います。1月1日の地震から1か月以上経過した2月8日時点で241人の方が亡くなられました。この地震では家屋倒壊や家財の転倒による圧死が多かったようですが、倒壊した家屋から自力脱出できた方、地震から5日後に救出された高齢者もいます。そのような生還を運や偶然で済ませず、できる地震対策で備えましょう。
(1)居間・寝室など人が長く留まる部屋から、背の高い家具・家財を撤去する。(2)家具の転倒を想定して配置を変える。その際、人の安全はもちろん、動線(逃げ道)やドアの開閉を確保できる位置にする。(3)家具・家財を壁にL型金具等でネジ止めするか、突っ張り棒等で固定する。(4)食器棚など開き扉に開閉フックを取り付ける。(5)窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る。(6)2階建て家屋の場合、可能であれば寝室は2階に変更する。家屋倒壊時、1階部分は2階部分にほとんど押し潰されます。これらが、すぐにできる処置でしょう。
北海道の試算では、留萌沖の活断層が動いた場合、留寿都村には最大震度5強から6弱(今回の石川県能登町と同程度)が予想されています。能登半島地震を我が事として、皆さんご自身・ご家族で地震防災を考え備えてください。

※今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

問合せ:企画観光課
【電話】0136-46-3131

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