地域おこし協力隊・地域防災マネージャー中島さんによる防災の心得

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【今月のテーマ…雪のこわさを再確認!】
今回は「雪害」と「事故」のお話です。留寿都村の「豪雪」と長く暮らし雪慣れしている住民の皆さんですが、災害や事故はどなたにも起こりうることです。
10年以上前になりますが、平成22年1月16日尻別岳で雪崩が発生し、スキー客9人が巻き込まれ1名が亡くなりました。(1)雪崩の数日前から寒暖の繰り返し、(2)前日に約40cmの降雪、(3)当日は大雪注意報及び雪崩注意報が発令中という気象状況の中での雪崩発生(表層雪崩)でした。現在、村の防災ガイドにも同地は「雪崩危険箇所」として表示していますが、それ以外の場所はすべて安全という意味ではありません。
また、屋根の雪下ろし中の事故も道内各地で起きています。後志管内も昨年の冬には、屋根の雪下ろし中に転落し命綱で宙づりのまま低体温症で高齢者が亡くなるという事故が発生しました。一人で作業していたようです。雪下ろし作業は、「二人以上で」、「命綱」、「携帯電話を携行」、「ヘルメット装着」といった注意事項を守って、事故のない安全な作業を行いましょう。

問合せ：企画観光課
【電話】0136-46-3131