村の様子や村長の所感、行動等をおおむね週に1回のペースで「村長ブログ」として令和3年(2021年)5月から開設し、留寿都村ホームページにて掲載しています。インターネット環境がない方のためにも村長ブログの抜粋を掲載しています。
■4月の掲載記事(抜粋)
▽4月1日(月)は、内部異動職員及び新規採用職員へ辞令を交付しました。新規採用は、事務職で1名、保健師2名、保育士2名の5名です。
また、るすつこども園の入園式が開催され、令和6年度から保育所からこども園に変わり、幼稚園機能も有しながら運営することをお話しました。週に1回、英会話教室も行います。また、こども家庭センターを新設して、子育て家庭に対する相談支援を行ってまいります。乳幼児期から小学校へとつながる大切な期間を充実させてまいります。
▽4月5日(金)の留寿都中学校入学式では、10名の新1年生を迎え、父母や上級生、教員に見守られる中、希望にあふれる様子が窺えました。式終了後に、新1年生が廊下で我々を迎え、見送ってくれたのは印象的、感動的でした。
また、同日の羊蹄山麓町村長会議の学習会では、「自治体における地域循環型の経済効果」について(株)eumo(ユーモ)代表取締役新井和宏氏よりいただきました。
さらに、村女性団体連絡協議会の令和6年度総会が開催され、会の活動報告等を受けました。盆踊り大会やういず・ゆー活動等が継続されているのも、会員の「地域愛」にあるのかなぁと思いました。村への要望もいただきました。
▽4月6日(土)は、気象庁が令和5年度に北海道で実証実験を進めてきたデジタルアメダスアプリの完成をうけ、その披露が札幌市の会場でありました。実際に、その機能の有益性を農業や漁業、道路維持管理者等のお話も聞いてまいりました。完成度の高さが窺えました。
▽4月8日(月)の留寿都小学校入学式では、10名の新1年生が元気よく入場するのを在校生や教員が温かく迎え入れました。ほのぼのとしていました。
▽また、同日と9日(火)は、北海道横断自動車道「ニセコ~倶知安間」の新規事業化が決まりましたので、その情報交換等に東京都に出向きました。札樽自動車道の開通が1972年で、それ以降の工事がなかなか進まずにいましたが余市町、倶知安町と進み、2024年度からニセコ町までの工事に着手されます。これまでの要望活動の成果でもあります。
▽4月10日(水)は、村内で地熱発電資源調査を行っている企業から令和6年度の調査計画について説明を受けました。村内での調査は2017年から実施されており、今後も3年程度続ける予定とのことで雪どけ後から始められます。村のカーボンニュートラルの実現に期待が膨らみます。
▽4月11日(木)は、村建設業協会から村内児童生徒に自転車乗車用ヘルメットの寄贈を村交通安全協会が受けましたので、その贈呈式に出席させていただきました。昨年4月に道路交通法の一部改正が行われ、自転車にもヘルメット装着が努力義務化されましたので非常にありがたいことです。村の子どもたちを事故から守ろうとしてくださるご厚情に感謝です。ありがとうございました。
▽4月12日(金)の村交通安全祈願祭では、交通安全関係者の皆さまと今年1年間の無事故を祈願しました。前述のヘルメット寄贈も受けましたので、それぞれに安全意識を高めて取り組んでまいりたいと考えます。
▽4月16日(火)の第9期北海道総合開発及び小樽開発建設部地域連携課キックオフシンポジウムでは、官と民の連携をより進めるための提言をパネリストよりいただきました。その中で、移住者を迎えて地元住民や事業所との橋渡し役を担った方のお話は実践したいと思いました。
▽4月17日(水)は、ミネラルウォーターの工場を村内で計画している企業が来庁され、昨年秋に実施できなかったふるさと公園周辺での電気探査を4月下旬から5月に行うお話を受けました。結果は5月下旬になりそうですが、資源の活用と地域の活性化に期待します。
▽4月18日(木)の留寿都消防団互助会総会では、多くの団員が出席されて今年度の活動等を審議されました。また、総会の前段では団員が訓練を行い、組織の団結力をいっそう高められました。
▽4月20日(土)の「君の椅子」2024モデル発表会・贈呈式は東神楽町で開催され、このプロジェクトに参加している11町村のうち福島県葛尾(かつらお)村長や道内7町村長等が出席して、令和6年の新しいデザインのお披露目と誕生したお子さんに「君の椅子」を贈呈しました。福島県葛尾村は、東日本大震災で行政機能ごと全村避難を強いられ、現在も、復興作業は続いているそうです。平成30年に「君の椅子」プロジェクトに参加されたのは「村民の誕生を「君の椅子」で祝ってはどうか」との住民の声によるものだそうです。
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