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「北海道遺産」選定記念 令和5年度仙台藩白老元陣屋資料館特別展

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北海道白老町

■「幕末と明治維新を生きた北の防人 仙台藩白老元陣屋」
会期:7月15日(土)~8月13日(日)
仙台藩白老元陣屋が、道民が次の世代に大切に引き継ぎたい自然、歴史、文化、生活、産業など有形・無形の北海道の宝物「北海道遺産」に選定(令和4年10月)されたことを記念し、仙台藩白老元陣屋の果たした役割を検証するとともに、北海道遺産としての認知度の向上と理解促進を願った特別展です。
全国の博物館施設などに収蔵されている同陣屋の絵図面26点を一堂に集めました。同館収蔵の絵図面8枚は6月、新たに町有形文化財にも指定されました。
同陣屋は安政3(1856)年、蝦夷地警衛のために幕府が仙台藩に命じて構築した、道内でも規模の大きな陣屋です。慶応4(1868)年に勃発した戊辰戦争により藩士たちが撤退するまでの12年間にわたり存続した北の防人たちの痕跡を、絵図面から解き明かします。

▽関連事業
・7月15日(土)13時30分~15時
展示解説講演会:「仙台藩白老元陣屋 柵木不在説の素性」
講師:佐藤宏一さん(仙台市郷土史家)

・7月16日(日)、17日(月/祝)、30日(日)11時~12時
ギャラリートーク:「仙台藩白老元陣屋を描いた絵図面」
講師:武永真さん(仙台藩元陣屋資料館館長)
※特別展の観覧は無料ですが、入館料(高校生以上300円小中学生150円、町民無料)が必要です。

このたび、仙台藩白老元陣屋が念願の北海道遺産に選定されました。本特別展はこれを記念して、全国の博物館施設などに収蔵されている「仙台藩白老元陣屋の絵図面」26点を一堂に集めました。
同じ場所を描いた〝地図〞なのに、どうしてこれほど違うのでしょう。絵図面は、描かれた時代や背景、目的、作者などにより、その表現方法や記載内容が異なります。このことから、さまざまな同様の絵図を比べると、「なるほど」とその意図にうなずく、とても興味深く面白いものです。
絵図面一点一点の比較を通して、仙台藩白老元陣屋の果たした役割を再検証するとともに、幕末の蝦夷地に陣屋を築き、北の防人として重責を果たした仙台藩士たちへの新たな理解が図られんことを願ってやみません。
(武永真・仙台藩白老元陣屋資料館館長)

問合せ:同資料館
【電話】0144-85-2666

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