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自治体の皆さまへ

しらおい防災マスター会 お茶の間防災教室

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北海道白老町

町内の防災団体・しらおい防災マスター会(吉村智会長)は、北海道地域防災マスター講習会で認定を受けた有志町民で構成。活動会員は現在、30代から80代の約50人。
災害にはどう備えたらいいのか―を町民に考えてもらうため、自主勉強会の開催や出張防災講話(出前講座)ほか、災害時行動や避難所運営の図上訓練、防災かるたなど、分かりやすく身近な題材で防災知識の普及・啓発に努めています。
同会民部吉治事務局長が、これまでアンテナを張って蓄えたテーマの中から抜粋し連載で紹介します。

◆命を守る「津波てんでんこ」と避難三原則
この言葉を知っていますか。「津波てんでんこ」は、津波教育の基本です。三陸地方の言い伝えと、津波からの避難方法をつなげた言葉のようで、いつ何時起きるかもしれない津波災害に対し、家族がいち早くてんでんバラバラ(てんでんこ)に逃げることで家族全員が助かり、最悪の事態を避けられるという行動です。これは広くは災害弱者への手助けも含め、地域であらかじめ話し合って決めていなければなりません。家族間では厚い信頼関係の下で行う避難行動だと思います。普段から話し合っておきましょう。「避難三原則」は、群馬大学の片田敏孝先生が提唱した防災教育です。3番目については「率先避難者」という言葉で紹介されています。

てんでんこ新聞社発行「てんでんこ新聞」から(しらおい防災マスター会・民部)

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