「生まれてくれてありがとう君の居場所はここにあるからね」という想いを伝えるため、令和4年度から真狩村の新生児に「君の椅子」を贈る事業を行っています。
2006年に上川管内の東川町から始まったこのプロジェクトは、現在では剣淵町、愛別町、東神楽町、厚真町、真狩村、留寿都村、泊村、神恵内村、中頓別町、福島県葛生村の11自治体が参加しています。
誕生後に製作を開始し、生まれた日と名前、一連番号が刻まれた世界に一つだけの椅子は、道産の無垢材を使用し、確かな技を持つ旭川家具の職人による手づくりです。これまで真狩村の13組の親子へ贈られました。
デザインは毎年変わり、2023年の椅子は京都府の木工家、朝倉亨さんによるデザインです。
道産のミズナラ材を使用し、背もたれは両手を広げて子どもを迎え入れる人の姿をイメージしたデザインだそうです。
〝新たな命の誕生が、まちの希望となる”そんな想いを込めた事業です。
お子さまの健やかな成長を心よりお祈りしています
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