■真狩村長 岩原清一
新年あけましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、新たな年の幕開けを、健やかに希望を持ってお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、これまで私たちを長く苦しめてきた新型コロナウイルスの法的な行動規制が個人判断に委ねられ、ようやく生活にも解放感を感じ、イベント・行事等の再開など地域の賑わいと笑顔が戻ってきました。
しかし、不安定な世界情勢により、原油価格や、電気・ガス・食料品等の価格高騰は依然続いています。村では家計への負担が大きい世帯などに対し、独自の経済支援を行ってきました。さらに夏の記録的な酷暑も重なり、厳しい経営を強いられている農家や酪農家に対して国・道の給付金に上乗せ支給する形で応援もいたしました。
今、世界は分断化による食料やエネルギー危機、気候変動や人口減少問題など喫緊の課題が山積みです。村においては脱炭素社会の実現、デジタル化の推進、さらには移住・定住促進と子ども・子育て支援、医療・福祉の充実や人材育成など、真狩の未来を創造する政策を一歩一歩進めながら、確かな村づくりを目指していきます。
今年は、「甲辰(きのえたつ)」です。「成功という芽が成長していき、あるべき姿を整えていく」という意味を持ち、コロナ禍後の新しい社会にふさわしい干支です。
令和6年が皆様にとって希望に満ち溢れる年になりますよう心から祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
■真狩村議会議長 佐伯秀範
新年明けましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から村政、議会運営に格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
さて、3年以上続いたコロナ禍が明け、行動規制もなくなり、お祭りなどのイベントも開催され、ようやく従来の賑わいを取り戻しつつあります。しかし、国際情勢の緊迫化による燃料費をはじめとした物価高騰により、地方財政は非常に厳しい状況が続いています。
また、災害の少ない本村ではありますが、全国的には集中豪雨や地震が頻発しており、大規模災害の発生が懸念されるところです。
そのような中、住民の生命財産を守る防災対策や地域活性化などの諸課題の解決に向け、執行機関と互いに研鑽し合い、安心して暮らし続けられる村づくりに努めていきます。
また、昨年4月には本村議会でも、選挙が行われ、新人1名と現職7名の8名体制で4年間のスタートを切りました。村民の皆様の負託に応えられるよう、議員一同、議決機関として職責を果たしていく所存ですので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆様方にとって、希望に満ちたすばらしい一年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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