11月29日(水)、米粉スイーツコンテスト2023(主催…北海道経済連合会・北洋銀行)が開催され、真狩高校1年生の井上絢菜さんと上野小夏さんのチーム「イノウエノ、」が見事大賞を受賞しました。
初開催されたコンテストで、道内の高校生、大学生、専門学生から86作品の応募があった中での快挙です。おめでとうございます!
喜びに沸く真狩高校で2人にお話を伺うと、「書類審査が通っただけでも嬉しかったのに、まさか大賞を受賞できるなんて」と喜びを語ってくれました。
2人が考案した「かぼちゃでほっこりおこめのチェックケーキ」は、武田農園(字富里)のゆめぴりかの米粉と、授業で育てた「栗てまり」を使用。本審査では2時間半の制限時間内に作品を仕上げ、かぼちゃのシフォンケーキにカスタードクリームとかぼちゃクリームを重ね、チェック柄を表現しました。上にはサクサクのクランブルが飾られています。
井上さんは、「栗てまりは入学後に初めて播種をして、大切に育てた思い入れのある野菜。迷わずメイン食材に選びました」と振り返ります。
一方、ゆめぴりかは、製粉機を使い本審査会場で粉末化し、香りや甘さを引き出すことにこだわったそうです。
本作品は、来年度に石屋製菓による商品化も検討されており、上野さんは「シフォンケーキの『ふわふわ』、カスタードクリームの『とろとろ』、クランブルの『さくさく』、米粉で3つの食感を味わってもらえたら」と商品化を楽しみにしていました。
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