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地域とともに!コミュニティ・スクール制度がスタート

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北海道真狩村

令和5年12月、真狩村の小中学校でコミュニティ・スクール(学校運営協議会/大西一仁会長・委員12人)制度が導入となり、今年度から本格始動しています。
学校や子どもたち、地域が抱えるさまざまな課題を学校だけに任せるのではなく、コミュニティ・スクールにより、地域全体で解決に向けて取り組んでいきます。

■コミュニティ・スクールとは?
コミュニティ・スクールとは、地域とともにある学校づくりを進める手段として、地域が「当事者」として学校運営に参画できる仕組みです。

出典:これからの学校と地域(文部科学省)

■コミュニティ・スクールの魅力
▽子どもにとっての魅力
・子どもたちの学びや体験活動が充実します
・自己肯定感や他人を思いやる心が育ちます
・地域の担い手としての自覚が高まります
・防犯・防災等の対策による安心・安全な生活

▽教職員にとっての魅力
・地域の人々の理解と協力を得た学校運営や、「社会に開かれた教育課程」の実現が可能に
・地域人材を活用した教育活動が充実
・地域の協力で子どもと向き合う時間が確保

▽保護者にとっての魅力
・学校や地域に対する理解が深まり、家庭教育との相乗効果が生まれます
・地域の中で子どもたちが育てられているという安心感保
・護者同士や地域の人々との人間関係を構築

▽地域の人々にとっての魅力
・経験を生かすことで生きがいにつながります
・学校が社会とつながり地域のよりどころに
・学校を核とした地域ネットワークの形成

■運営協議会委員からの意見
委員のみなさんは第1回、第2回と協議を重ね、制度について、委員の役割等について理解を深めていただきました。保護者、地域、それぞれの立場で出た主なご意見を紹介します。
・異校種間(保小中高)の連携をさらに細やかに進めてほしい。
・子どもの自己解決力を学校と共に家庭でも育てていくことが大切だと思う。
・あいさつはとても良いと思う。

第2回の会議では、「真狩の子どもたちに身に着けてほしい力(どんな子どもに育ってほしいか)」を協議しました。今後「地域とともに子どもたちを育てていく」ための具体的な目標を立てて進めていく予定です。
子どもたちを育むため、地域の声を積極的に生かし、支援ボランティアや各種団体と協働するなど、地域と連携した学校づくりを進めます。
真狩村教育委員会では、4月に「まっかりCS通信」第1号を発行し、全戸配布しました。今後も真狩村学校運営協議会の活動を紹介していく予定です。

お問合せ:教育委員会社会教育係
【電話】0136-45-3336

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