■真狩高校で断熱改修を実施しました
ゼロカーボン達成に向けた取組が促進されている昨今、住宅を省エネ化する方法の一つとして断熱改修が推奨されています。断熱改修とは、窓や壁などの外気に接している部分に断熱材等を導入し、室内外の熱の移動を少なくすることです。熱の移動が少なくなることで、外気の流入や室内の空気の流出が減り、室温が保たれるため、冷暖房の使用を抑えることができます。
真狩村では11月に、真狩高校3年生教室で断熱改修が行われました。今回の断熱改修を主導したエネルギーまちづくり社は、エネルギーを使わない暮らしを目指している企業で、事業の一環として寒冷地のデータ収集を目的として、本村で事業を実施することとなりました。
改修を実施したのは天井、壁、内窓の3箇所です。天井と壁は断熱材を入れ、窓は内窓を設置しました。壁の仕上げ板は道産木材のニレが使われています。
改修後1年間エネルギー量を計測し、断熱改修がされていない教室のデータとの違いを比較します。
どんな結果が現れるのでしょうか?期待が高まります。
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