冬期間は、日本の西側で気圧が高く東側で気圧が低くなる、いわゆる西高東低の「冬型の気圧配置」となる日々が多くなり、大陸から冷たい空気が流入しやすくなります。特に1月下旬から2月上旬にかけては、1年で一番気温が低い時期となり冬の寒さに対する備えを再確認する必要があります。
冬型の気圧配置になると、日本海で筋状の雪雲が次々と発生して日本海側へたくさんの雪を降らせるため、大雪やふぶき吹き溜まりによる交通障害となることもあります。また、冷たい空気の流入により最高気温が0度未満となる真冬日が続くと、水道管凍結の可能性も出てきます。大雪やふぶき吹き溜まりによる交通障害や水道管凍結防止の備えをもう一度確認してみましょう。
気象台の発表する気象情報等を、気象庁ホームページやテレビ、ラジオなどで、こまめにチェックし厳しい冬を乗り切りましょう。
お問合せ:札幌管区気象台
【電話】011-611-0170
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