クロソイ放流「大きくなってね」

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第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会の取組みの一環として、涌元小学校の3～6年生13名が、涌元漁港でクロソイの放流を行いました。
全国豊かな海づくり大会は、安全で美味しい水産食料を届けるため、水産資源の保護・管理と環境保全の大切さを学び、漁業の振興と発展を図ることを目的に行われるものです。
町内の漁業関係者は、様々な海洋環境の変化等により、減少傾向にある水産資源を維持するため、幼稚魚放流を中心とする栽培漁業の推進や自主的な資源管理などの取組みを行っています。
今回は、上磯郡漁業協同組合が種苗生産を行っているクロソイの稚魚を放流。種苗生産施設を見学した際には児童から「どんな餌を食べているんですか?」「どんな海にしたいと思っているのですか?」といった質問が投げかけられました。
放流を行った児童は「事前に調べていたことと実際に見て経験したことの違いが楽しかった。元気に育って戻ってきてくれたらうれしい」と語り、豊かな海づくりに関心を寄せていました。