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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより From Health Center

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北海道知内町

■高齢者の災害時の備え
▽高齢被災者の増加
高齢者人口が増加するとともに、高齢者層が他の年齢層に比べて大きな割合を占める社会構成になっております。そのため、高齢者を始めとする災害時要援護者が自然災害により被災する事例が多くなってきています。

▽避難場所、避難経路について
災害をすべて防ぐことは不可能です。高齢者に限らず、災害から身を守るために安全な避難場所に避難することが重要です。災害時に迅速に避難できるよう居住地域における自然災害の危険箇所を把握し、避難経路、避難場所をあらかじめ確認しておきましょう。
(※ハザードマップは本紙QRコードからご覧ください。)

▽つながりを大切に
高齢者が迅速に避難するには、ご家族や近隣住民が協力して避難支援することも重要です。近所づきあいを円滑にしておくことで、いざという時に一緒に避難することが可能になります。地域社会、隣近所とのつながりを大切にしましょう。

▽非常用持ち出し品の準備
被災時に必要な荷物を備えていますか。避難時に、両手が使えるリュックやショルダーバック等に持ち出し品をまとめておきましょう。
非常持ち出し品(参考例):
・懐中電灯・雨具
・老眼鏡・常備薬
・お薬手帳・口腔ケア用品
・介護保険証
・飲料・食料(1日分程度)
・家族などの連絡先一覧など

▽在宅介護のご家族が準備しておきたい備蓄品
要介護状態の方がいるご家庭では「ないと困る物、あったら便利な物」を事前に一覧表にしておきましょう。在宅介護のご家族の場合は、おむつ等の衛生用品、介護食等を多めに用意しておくと安心です。誤嚥性肺炎が心配される方はお茶やお水などに「とろみ剤」を用意しておくと良いです。避難所などはトイレが使いにくいこともあります。普段おむつを使用しない方でも、念のため多めに用意しておくと良いでしょう。

日頃の備えが、避難時の安全な行動につながります。防災に関する正しい知識を身に付けましょう

参考情報:
・国土交通省防災ポータル
・気象庁防災情報

問合せ:保健センター
【電話】5-3506

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