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定期監査報告

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北海道知内町

代表監査委員 木村和義
議選監査委員 松井盛泰

■監査の対象
令和5年度に執行された次の工事等に係る事務手続及び財務に関する事務の執行について監査を行った。
(1)建設水道課所管補助事業事務の執行状況について
1)中央公民館外部ポーチ改修工事
2)知内高校電灯照明LED化工事
3)知内高校体育館外部改修工事

■監査の実施日
令和6年7月19日(金)

■実施した監査手続
監査の対象となった財務に関する事務の執行について、提出された資料及び提示のあった関係諸帳簿等に基づいて、証憑(しょうひょう)突合その他通常実施すべき財務事務の監査を実施した。
また、監査対象事業の事務及び管理運営状況等についても、提出された資料に基づいて、質問を行うとともに、必要と認めたその他の監査手続きを実施した。

■監査の結果
上記の工事に係る事務手続及び財務に関する事務は、関係法令、関係規程等に準拠し適正に執行されているものと認められた。なお、所見については下記のとおりである。

(1)中央公民館外部ポーチ改修工事
中央公民館は、文化、教養、地域課題を学び、各種団体が集会や会議などを開催するため、多くの来場者が利用している。
当該工事は経年劣化により、来場者が通る正面玄関前のタイルの破損が著しく、転倒等の恐れがあることから改修工事を行ったものである。
本工事において、工事の設計変更が行われており、既存タイルの浮き部分が多数見つかったため、タイルの撤去及びモルタル補修が必要となったことによるものであるが、設計段階において現場検査を堅実に行い、工事費を積算するよう望むものである。
工事関係資料として提出された関係書類を基に、本工事の計画・設計・契約・仕様・検査等の各段階における技術的事項の実態を吟味した。その結果は、総括的には良好であり、評価できるものと判断した。
中央公民館は、町内、町外問わず多くの来場者が利用できる施設であるため、来場者が安全で快適に施設を利用できるよう引き続き適正な維持管理を望むものである。

(2)知内高校電灯照明LED化工事(3)知内高校体育館外部改修工事
知内高校は、昭和59年に建設され、建設から約40年経過し、令和2年に計画された知内町公共施設長寿命化計画・知内高校長寿命化計画に基づき実施した工事である。
工事関係資料として提出された関係書類を基に、本工事の計画・設計・契約・仕様・検査等の各段階における技術的事項の実態を吟味した。その結果は、良好であり、評価できるものと判断した。
今後においても、知内高校長寿命化計画に基づき、生徒が安全で安心して学べる施設となるよう維持管理を進めていただきたい。

問合せ:監査委員事務局
【電話】内線59

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