文字サイズ
自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です From Health Center

26/41

北海道知内町

■3月は自殺対策強化月間です
日本では、平成10年以降、自殺者数が3万人を超え続けたことを受け、平成18年に自殺対策基本法が施行されました。この法に基づき、例年月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め啓発活動を推進しています。

▼自殺を「社会の問題」にするために
自殺の要因は、心の健康(メンタルヘルス)の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、DV、いじめ、孤立などの様々な社会的要因が背景にあることが知られています。
しかし、これらは国や地方公共団体、関係機関などが連携し、制度の見直しや相談・支援体制の整備を行うことで解決が可能な「社会の問題」です。
今ある悩みやストレスを当たり前だと思わず相談すること、早期に適切な機関とつながることが自殺予防の第一歩です。

▽セルフチェック
□眠れない日が続く(寝つくのに30分以上かかる、夜1回以上目が覚める)
□好きだったことに興味がなくなる
□仕事の能率が落ちている、仕事での失敗が続く
□飲酒量、喫煙量が増える
□原因不明の身体の不調が続く
□本人にとって価値のあるものを失う
□職場や家庭で居場所がない
□明るい雰囲気にギャップを感じる
□自殺を口にする等

この状態が当てはまる方は、自殺のリスクを抱えている可能性があります。

▼まずはご相談
相談窓口:知内町保健センター
受付時間:午前8時30分~午後5時15分
【電話】5-3506
自宅訪問や保健センターでの相談を承っています。
その他の相談機関(24時間対応):
・北海道いのちの電話(どなたでも)【電話】011-231-4343
・よりそいホットライン(外国語対応)【電話】0120-279-338
・24時間子供SOSダイヤル(18歳までの方)【電話】0120-0-78310
周囲の人に言えない気持ちを相談員が聞いてくれます。
このほか、LINEやチャットでの相談窓口もあります。「厚生労働省まもろうよこころ」で検索してみてください。

▼自殺について話し合う
身近な人から「死にたい」と打ち明けられると、多くの人は動揺します。はぐらかしたり、否定したり、一般常識を押しつけ励ましたくなります。しかし、自殺を考えている人に必要なのはつらい気持ちや死にたい気持ちを表出し、受け止めてもらうことです。
まずは、打ち明けられたあなた自身の気持ちを静めて本人の気持ちに耳を傾けてください。自殺について話し合うことは、自殺以外の解決策を見出すきっかけになります。

問合せ:保健センター
【電話】5-3506

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU