知内町の冬の一大イベント「第26回しりうち味な合戦冬の陣カキVSニラまつり」(同実行委員会主催)が3月10日、スポーツセンターと中央公民館駐車場の2会場で開催されました。令和2年以来のフル開催となった当日は、時々雪が降るなど寒さを感じる場面もありましたが、知内の旬の味覚を求めて町内外から約6千人が来場しました。
中央公民館駐車場会場では、今が旬のカキやニラが格安で手に入るとあって、朝から長蛇の列ができました。販売を開始すると、待ちかねた人たちが次々と買い求め、両手に買い物袋を持った人や箱買いする人で会場は大いに賑わいました。
結果、殻付カキ約3万4千個、むき身約480キロ、ニラは約2万束が販売されました。
スポーツセンター会場の飲食コーナーでは、カキとニラをふんだんに使った寒い季節にぴったりのあったかメニューが登場。開場とともに、来場者は目当てのブースに並んで次々と料理や商品を購入。テーブルを囲んで談笑しながら味わっていました。また、友好町である青森県今別町からの出店もあり、いまべつ牛串などが販売されました。
ステージイベントでは、人気の楽曲を函館地方の方言を取り入れた歌詞に変えて歌う3人組ユニット「THREE ARROWSSS」、梓智香子さん、島あきのさんの歌謡ショーのプログラムが開催され、会場を大いに盛り上げました。
また、会場内にはマスコットキャラクターのニララちゃんやかき太郎も登場し、ハイタッチや記念撮影をする姿も見られました。
知内の旬の味覚を存分に堪能する来場者の皆様の笑顔で溢れた同イベントは、大盛況で幕を閉じました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>