令和6年7月2日(火)から12日(金)までの11日間、養殖サーモントラウト「北海道知内サーモン」が水揚げされました。
「北海道知内サーモン」は昨年11月、町森越沖に設置された直径約40メートルの生け簀に約5万5千匹の稚魚を放流。日本サーモンファーム株式会社(青森県深浦町)の社員が給餌し、育ててきました。
水揚げ当日は、午前2時頃に町涌元漁港を出港し、生け簀横に停泊した船上で作業を開始。
1匹平均約3.5kgのサーモントラウトが11日間で約150トンほど水揚げされ、なかには5kgを超える大物サーモンも見られるなど、魚体は想定よりも大きく、順調に成長していました。
水揚げされたサーモントラウトは船で青森県今別町の港に運ばれ、青森市内の加工場へ輸送し、各市場などに流通されます。
■水揚げの作業工程
(1)生け簀内の網を引き、直径5メートルほどの場所へサーモンを集める
(2)集めたサーモンをフィッシュポンプで船上に吸い込む
(3)船上で血抜きをする
(4)船内の水槽で氷詰めにより保冷する
(5)船で青森県に運ぶ
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