中秋の名月(旧暦の八月十五日)の九月二十九日(金)、いつもだと十五夜の月を見ながらお団子やまんじゅうをのどかに食べている風景が見られるところですが、原因不明の漏水が発生し、満月の月明かりの中で、女郎岬のミサゴの滝手前で漏水箇所の修復工事が行われてました。
九月二十八日(木)午前十一時三十分頃に水道管の漏水が発生し、断水を余儀なくされました。
中々、漏水箇所の特定ができない中、夜を徹しての作業が続き、三十日(金)に岩部方面のミサゴの滝近くの箇所に絞り込みをすることができ、札幌方面からの資材の調達などをし、夕方から現場作業が開始されました。
私も午後九時頃から十時過ぎまで現場で作業を見ておりましたが、建設課の職員はもとより、地元企業並びに町外企業の方々の懸命な作業により、十時過ぎに仮設工事を終えることができました。
その後、給水に向けた泥抜き、エアー抜き作業を経て、三十日(土)早朝に通常の給水ができるようになりました。
二日間にわたり町民の皆様にご不便とご迷惑をおかけし、改めてお詫びを申し上げますとともに、皆様方のご理解とご協力に感謝申し上げます。
漏水が発生してから建設課の職員は昼夜を問わず箇所の特定や対応に奔走し、また、地元企業をはじめ町外の関係企業の皆様や臨時給水にご協力をいただいた函館市企業局、さらに専門職員を派遣いただいた函館開発建設部など多くの方々のご協力に感謝申し上げます。
蛇口をひねると「ジャー」と出る水道水、日常においてあたり前にあるものに改めて感謝するとともに、この日常のあたり前が多くの方々のご努力によって支えられていることを改めて感じ、私たちの命の水ともいえる水道水を大切に守り、皆様のもとへお届けしてまいりたいと実感しております。
九月二十六日(火)に、衆・参両議員会館を回らせていただき、地元選出の逢坂誠二衆議院議員、自民党女性局長に就任した高橋はるみ参議院議員、総務大臣政務官に就任した船橋利実参議院議員、鈴木宗男参議院議員とお会いすることができ、意見交換をするとともに、地元の懸案事項である白神防災道路の整備促進、水産加工におけるイカ原料の確保、公共事業促進に伴う過疎債の増額などの要請を行ってまいりました。
また、併せて、九重部屋、千秋楽パーティーに参加し、この度の合宿のお礼と来年度の実施をお願いしてまいりました。さらに、クミアイ化学工業(株)、東京おもちゃ美術館及び日本風力開発株式会社を訪問してまいりました。
その中で、クミアイ化学工業(株)の高木社長から十月に企業版ふるさと納税のご寄付がある旨の有り難いお言葉をいただきました。
東京おもちゃ美術館では、多田理事長兼館長とお会いすることができ、友好市町である長野県木曽町および長崎県松浦市との友好関係のお話をさせていただき、当町における木育の一環として、当館が行っている移動おもちゃ館の実施の可能性などについて、意見交換をさせていただきました。
七月、八月、九月と続いた暑さも、十月に入り朝晩涼しくなり、クーラーからストーブへ衣替えし、季節の変化を感じております。
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