~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
【古きを訪ねて新しきを知る…】
福島峠の木々が例年より遅く色づき始め、鮮やかなモミジの赤や黄色が私たちの目を楽しませております。
今年は夏の暑さに加え、各地でクマの出没が多発しております。
当町においても千軒岳において、登山中の方がクマに襲われる被害が発生するなどしております。
町民の皆さまも十分に注意をされるようお願いいたします。
10月17日(火)に北海道マリンビジョン21促進期成会の役員として、片岡会長(寿都町長)ほか7名で国土交通省、農林水産省、財務省および北海道選出衆・参議院議員に対して福島漁港等の整備に関する要望活動を行ってきました。
現在、当町が行っているマリンビジョンの取組みとして、アワビの陸上養殖や養殖昆布の近況などをお話しさせていただき、引き続き、漁港整備予算の確保を要請したところであります。
また、18日(水)には、東京国際フォーラムにおいて第71回全国漁港漁場大会が、19日(木)には長野市において全国道路利用者会議第73回全国大会が開催され、参加をしてきました。
さらに、20日(金)には東京に戻り、道南道路四期成会の東京要望があり、国土交通省、財務省、北海道選出衆・参議院議員に対して、今年から事業が進められている白神防災道路の予算確保と早期実現を要望してまいりました。
10月24日(火)に第2青函トンネル構想を実現する会として、溝部副会長および石岡副会長とともに、冨原道議会議長および鈴木知事(代理三橋総合政策部長)に対し、当町がこれまでトンネル工事と共に歩んだ歴史や現在も全国で活躍しているトンネルマンの活躍などをお話しし、2030年の札幌延伸を見据え、北海道全体の振興のため、第二青函トンネルの実現を北海道として牽引していただきたい旨の要請を行ってきました。
また、併せて、するめ加工原料の安定供給に関する要請活動を松前石山町長・両議会議長とともに、北海道水産林務部、北海道漁業協同組合連合会および北海道議会に対し、近年のイカの厳しい状況を報告し、安定的な原料確保を要請してきたところであります。
11月1日(水)、昨年、7月6日に包括連携協定を結んだ「クミアイ化学工業株式会社」から企業版ふるさと納税として、多額のご寄付をいただきました。当日は、高木誠代表取締役社長から将来的な人材育成や産業振興に活用していただきたい旨のお言葉をいただき、私の方からも人材育成や水産業の振興などに活用させていただく旨のお話をさせていただきました。
クミアイ化学工業株式会社は当町の白符地区に広大な山林を所有しており、私が町長に就任し、本社を訪問した際に当森林が豊かな海の生態系に寄与している旨のお話をする中で、持続可能な社会の実現への貢献を目指す企業理念と合致し、今、新たに様々な展開を見せ、この度の企業版ふるさと納税に繋がったものと考えております。改めて、ご縁に感謝を申し上げます。
古来東洋では、「聖人の言は簡、賢人の言は明」といわれるように、「論語」以来、東洋の古典は、簡明で端的な表現を伝統としてきております。
「古教に心を洗う」がごとく日々清らかな心で、行政の推進に努めたいものです。
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