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自治体の皆さまへ

第91回 町長のしごと日記

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北海道福島町

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
【新型コロナウイルスも新たな展開へ…】

例年に比べ少し早いペースで桜前線が北上し、桜の開花が津軽海峡を渡る季節となっており、山々の山桜も薄いピンク色を見せ始めております。
三月二十三日(木)に、学校法人福島キリスト教学園福島幼稚園の第六十八回保育証書授与式に出席をさせていただきました。
四名の園児が卒園をしております。卒園児の一人一人が将来の夢を力強く元気に発言してくれました。
子どもたちの歌とベルの演奏では、心が洗われるような子どもたちの元気な歌声とベルの音色が園舎に響いておりました。
翌日の三月二十四日(金)には、認定こども園福島保育所の第四十八回の卒園式に出席をさせていただきました。
十四人の卒園児が無事に保育を終え卒園しております。
式では、子どもたちによる「おもいでのアルバム」や「たいせつな ともだち」が披露され、大きな声で力いっぱい歌う子どもたちの声が会場いっぱいに響いておりました。
両日とも子どもたちの幼稚園や保育園の思い出や大切な仲間を思い、涙をこらえて一生懸命に大きな声で歌う子どもたちに感動し、また、元気をいただいた素敵な時間でした。
三月十四日(火)に、国土交通省北海道開発局函館開発建設部の一般国道二二八号福島町松浦から松前町白神における特殊通行規制区間の解消に向けた有識者による検討会が開催され、旧国鉄用地及びトンネルを活用した「防災道路」方針が示されております。
当道路は、これまで急崖斜面の落石や土石流出による通行止めが多く発生するなど、災害時には町民の皆様にご不便とご迷惑をおかけしております。
その課題解決に向けて、昨年十一月に東京で行われた北海道「命のみち」づくりを求める東京大会や国土交通省幹部との道路行政に関する意見交換会における矢野旅館の女将や石山町長によるプレゼンが効果的な作用をもたらし、また、年末にかけて石山松前町長と二人で積極的に国土交通省などに事業採択に向けた要望が功を奏し、この度の結果に繋がったものと感じております。
採択までのスピード感と規模感は全国でもまれであると伺っており、改めてスピード感と行動力の重要性を再認識したところであります。これに安堵することなく、引き続き、スピード感と行動力をもって事業着手に向けて邁進してまいります。
なお、この度提示された防災道路案は、現行の国道とは別線で旧鉄道トンネルを含め鉄道用地跡を活用し、総延長約七・四キロメートル、総事業費約二六○億円~三二○億円の防災道路となっております。
本日(三月三十一日(金))町長室で令和四年度最後の原稿を寄稿しております。町民の皆様方の深いご理解とご協力により、令和四年度も無事決算を終えようとしております。青少年交流センターや種苗センターなどの大型事業が続いている中にあって、しっかりと健全な財政を保ちながら決算ができる見込みであります。
新型コロナウイルスも四年目を向かえ、五月八日から新たな展開となりますので、引き続き予防対策に重点を置きながら町民の皆様の日常を取り戻す作業に着手してまいります。

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