第94回 町長のしごと日記

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～元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために～
【浜が1年で一番活気づく季節に…】

前浜では、六月十八日の週から養殖昆布の収穫が始まっており、朝早くからコンブの洗浄や乾燥作業に追われております。
これから八月上旬までの約二か月間、気温が上昇し夏場に向かいますので、事故なく作業が順調に進むとともに、豊漁となることを願っております。
今思えば、約十年前、私も二年間初めて養殖昆布作業の手伝いをさせていただきましたが、ニラの作業所との掛け持ちでしたので、大変でしたが善き経験をさせていただいたと感謝しております。
六月二十四日(土)、認定こども園福島保育所の第四十九回「うんどうかい」が福島保育所グラウンドにおいて行われました。
当日は少し雨模様でしたが、子どもたちは「かけっこ」や「ぼよよん行進曲」などの遊戯に、元気いっぱいグラウンドを駆け回っておりました。また、多くの保護者やおじいちゃん・おばあちゃんも駆けつけ、子どもたちの活躍に大きな声援を送っておりました。
六月二十八日(水)、令和五年度の渡島総合開発期成会の「札幌要望」に溝部議長と一緒に参加をしてまいりました。なお、当期成会は北斗市の池田市長が会長を務め、函館市を除く渡島管内全市町の町長及び議長で構成されております。
当日は、道庁の一階ロビーに集合し、最初に北海道鈴木知事(面談は中村知事室長)に対し全体で要望を行い、その後、三班に分かれて道庁各部、北海道開発局及び鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局などへ要望活動を行っております。私は、第一班として、北斗市の池田市長を班長に、北海道開発局長等に対し、縦貫自動車道路、漁港整備、などの早期実現を要望してまいりました。
七月二十八日(金)には、国に対する要望活動が予定されておりますので、地域の実情及び要望をしっかりと伝えてまいります。
七月五日(水)、東京都の都道府県会館で開催された全国中山間地域振興対策協議会の定期総会へ参加し、その後、六日(木)に産業課の職員と合流して、愛媛県宇和島市の株式会社ダイニチ本社を訪問してまいりました。
当日は真鯛の海上養殖施設やヒラメの陸上養殖を視察するとともに、玉留(たまる)社長と意見交換をさせていただきました。また、翌日は岡原宇和島市長を表敬訪問し、様々な意見交換をさせていただきました。
この度は、地元水産加工会社からのご縁をいただき養殖事業の現地視察となりました。北海道と違った環境での養殖事業でしたが、狭隘な土地環境など厳しい状況で対応するなど、私たちが学ぶものがあり、また、コンブの粉末としての活用などのヒントもいただきましたので、今後新たな事業に繋がるよう模索してまいります。
七月十一日(火)、令和五年度北海道マリンビジョン21促進期成会の総会が札幌市のホテルポールスター札幌で開催され出席をさせていただきました。当日は、全道の優良事例の表彰や取り組みの事例発表が行われました。
また、十三日(木)には、同ホテルにおいて「北海道市町村長交流セミナー」が開催され、全道各地の首長と道庁幹部が一堂に会して、様々な意見交換をさせていただきました。
人生は心一つの置きどころで変われると言います。また、明日は明るい日と書きます。明日という日がすべての人にとりまして明るい日であることを願っております。