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自治体の皆さまへ

第99号 町長のしごと日記

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北海道福島町

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~〔新たな道をつくる…〕

町長室から眺める景色が変わり、令和5年の夏の暑さは何だったのかと、改めて感じております。
新型コロナウイルス感染症が令和5年5月8日に5類に移行し、いよいよ日常が取り戻せると思っていたら、夏の暑さが秋を置き去りにして、一気に季節が冬に突入し、コロナに加え新型インフルエンザが例年より1カ月以上も早く流行期を迎えております。
町長室のカレンダーも残り1枚となっております。
早いものでこの広報が皆様のお手元に届けられるころには、令和6年の幕が上がっております。
令和5年を振り返りますと、まずうれしいニュースとして、大相撲の一山本関が11月の九州場所で11勝を挙げ初の三賞(敢闘賞)を受賞しております。本当におめでとうございます。
先場所の十両優勝に続いての快挙です。福島町で指導いただいた子どもたちへの励みにもなっており、来場所、幕内上位での活躍を期待するとともに、三役昇進を目標に頑張ってくれることを期待しております。福島町の多くの町民が取り組みを楽しみにしております。「頑張れ~一山本」
行政では、新たな吉岡温泉の建設、総合的な種苗センターの建設、有害鳥獣処理施設の建設など、近年にない大型事業が推進された年でもありましたが、財政規律を維持しながら事業を着実に進めることができた1年でもありました。
また、青の洞窟を巡る岩部クルーズの利用者の増加、福島商業高校存続に向けた全国募集の開始など、次の時代へ繋ぐ事業などが着実に前進した1年でもありました。
11月16日(木)に、東京の渋谷にあるNHKホールにおいて、岸田総理などが出席し、全国町村長大会が開催され参加をしてまいりました。
当日は、「少子化対策を推進し、こども・子育て政策を強化すること」など、17項目を決議し、全国的な防災・減災対策、国土強靭化の推進に関する緊急決議を採択し、それぞれ衆参両議院の国会議員へ要請活動を行っております。11月16・17日の両日、国などに対して白神防災道路の整備促進に向けた要望活動を行ってまいりました。当日は、松前町の石山町長と一緒に、財務省の尾﨑主計官(国土交通省公共事業総括係担当)および国土交通省長谷川審議官、北海道局の橋本局長に松浦から白神間の防災道路の早期の整備促進を要請するとともに、越波や豪雨時による通行止めなどの地域の状況を報告させていただきました。
また、長谷川参議院議員へするめの原料確保の支援を要請し、水産庁の担当者へ実情を説明することができました。地元に戻り、水産加工業の方にその状況を共有しております。
名言集に「道をつくった人は、道をつくろうと思った人である。その思いを強く熱く反復した人である。行ったり来たりする中で道はできる。一回通っただけでは道はできない。このことは歴史が教えている。」という言葉があります。
令和6年の新たな年を迎え、町民の皆さまと共に、新たな道をつくってまいりたいと思いますので、今年1年よろしくお願いいたします。
最後に、新年にあたり「勇気を失うな唇に歌を持て心に太陽を持て」という言葉を贈ります。

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