■ヒートショックが起こる原因
急激な温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することがきっかけで起きます。特に、入浴時に暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動し、熱い湯船に浸かることで血圧が急変動し、意識障害や不整脈などを起こし、浴室での転倒や浴槽で溺れる原因となっていると考えられます。
・暖かい部屋での血圧は安定
・寒い部屋では血管が収縮し血圧が上昇
・急に温かい湯船につかると血圧は低下
・血圧が急激に上下することで、脳に十分な血液が送られなくなり症状が現れます
■ヒートショックの症状
立ちくらみ、めまい
重度になると頭痛、おう吐、意識の喪失、ろれつが回らない など
心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまう可能性があります。
■ヒートショックを防ぐポイント
(1)浴室・脱衣場を暖かくしましょう(浴槽にお湯をはり、浴室の扉を開けておくと寒暖差を減らすことができます)
(2)湯温は41℃以下にし、長湯はしない(42℃以上になると心臓に負担をかけることがあります)
(3)飲酒後の入浴は控える
(4)入浴前後に水分補給をしましょう
(5)浴槽に入る前にかけ湯をしましょう
■休診のお知らせ
12月30日(土)から1月6日(土)まで休診
1月7日(日)は、日曜当番医
1月8日(月)は、祝日のため休診となります。
■やまゆりクリニックからのお願い
3日以内に37.0℃以上の発熱または、風邪症状(喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳・関節痛・頭痛など)のある方は、来院される前に電話でご連絡をお願いします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>